オレンジライフ

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株式会社オレンジライフ代表取締役社長:上野山栄作のエッセー「多事想論」

株式会社オレンジライフ代表取締役社長:上野山栄作のエッセー「多事想論」

オレンジ通信 第104号~さむー~
寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?私は相変わらず雪山が大好きで、時間を作って寒い所に行っております。先日も大寒波の時にいつもの白馬に行っていましたが、案外、山は寒波が来てもさほど影響がないです。特に温度が急激に下がることもなく、暖房設備も整っているし、雪かきも通常より多くはなりますが、慣れているということと設備が整っているので無茶苦茶なことにはなりません。帰り道はちょうど福井県で高速道路が通行止になっていて、地道に降りましたが、これまた雪慣れしたドライバーが多いのでスイスイと走ることが出来ました。雪慣れしていない和歌山の方だとああは行かないと思います。本当に慣れているのといないのでは大きな違いがありますね。設備も大事です。実際、和歌山に帰ってくると寒くてしょうがないです。特にうちの家は寒い!暖房設備がイマイチでこっちにいると風邪ひきそうです(笑

東京では雪で凄いことになっていて、会社も早く帰らせたような話を聞きますが、そんなのは遅すぎます。初めから今日はお休みとすべきでしょう。首都高速もそうです。渋滞で動けなくなって車に閉じ込められるのを分かっているはずなのに、逆に運転手も大渋滞にハマるのが分かっているはずなのに行ってしまうのはなぜだろう?と思います。ノーマルタイヤで雪の中に出てくる行動が、他人にどんな影響を与え迷惑をかけるのか分からないのか?と悲しくなります。何も考えない。平々凡々社会の象徴ではないでしょうか?日本大国どこまで疎いのか!慣れない雪が降ったら危険やから今日は休んで充電!と判断できる世の中になってほしいものです。
さて、昨日息子が「学級閉鎖やわー」と言って帰ってきました。いつまで休みなの?と聞くと4日間とのこと。「じゃあ塾はいけよ」というと「家から出たらあかん」とのことです。こうなると家でゴロゴロしているだけになります。これも決まりだから仕方がありませんが、普段からクラブに塾に結構忙しい中学生にとって、こんな時間の有効活用できるチャンスは滅多とないことなので、頭の中で「一緒にスノボいけるやん(家から出たらあかんヤン)」と思ってみても自分の予定も空いているはずもなく。あーもどかしい~!!皆さま、インフルエンザにご注意を!
大人も子どもも忙しい世の中です。地球に住む以上、自然環境の変化を受け入れられる程度の余裕を持ちたいものですね~


(2018/2)

オレンジ通信 第103号~楽~
1月号です。遅ればせながら今年も宜しくお願いいたします。さて、今年のお正月はお葬式の少ないお正月で、当社としては三箇日をゆっくりでき、このようなことは滅多にないことでした。お葬式の仕事って、休みがけっこう大変なんです。そのような環境の中でも社員はよくやってくれていて本当に頭が下がります。

さて、お正月から祖父の命日のお勤めや、高齢ながらいつも当社のゲートボール大会に参加してくれていた方(昨年の大会出場当時97歳)のお葬式や、ロータリークラブで一緒だった方のお葬式をさせていただく機会など、人生について色んなことを考えさせられました。先祖に問いかけることや亡き方を思う時、必ず「自分はどうあるべきなのか」という発想になれるのは、先祖や亡き方が今も尚、私に影響を与えてくれているのです。まさに人は亡くなっても「祈り」という行為によって、心の中で永遠に生き続けるのではないかと思います。

昨年末から自分なりに毎年考える今年の一文字(キーワード)をずっと考えていました。会社に対しても自分に対しても何が良いのか?今年は本業以外に時間を費やすことが増える年なのです。たくさんの地域活動を行う予定があります。今でさえ予定が目一杯の自分ですが、これを機会(チャンス)と捉え会社や関連事業も今以上に権限移譲していければと考えているのです。
そしてキーワードを「楽」としました。若い時には少しくらい無理をしてでも一気にやっつけ仕事を行って来ました。しかし、もうそのやり方は年齢に合わないと自覚をしています。私はすぐに何でもしたがる悪い癖があります。①優先順位をわきまえて自分の身の丈にあった事柄を全うすべきですね。そして②無理しないで一つ一つを充実して仕上げて行くことが大切だと思います。年齢とともにやり方を改め、自分の得意とする持ち味を最大限に発揮し楽しい仕事をしたいものです。
 楽しいとは充実しているということ、ラクをしても楽しさはついてこない。そう教えてくれるのは祖父を含め多くの先人の皆さん。たくさんの先人の方々に年初から生き方を教わりながら、今年は「楽しい」年になりますように!


(2018/1)

オレンジ通信 第102号~行ってわかること~
実は今、香港の空港にいます。ミャンマーのビルマからの乗り換えで帰りの便を待っている最中です。今回私は有田ロータリークラブの事業で、ミャンマーでの有機肥料の作成方法や正しい農薬の使用方法を、5日間にわたり農業者にレクチャーするメンバーとして参加して来ました。
ミャンマーは広大な自然が広がる農業大国で、急激なスピードで発展を遂げている国です。しかし、農作業や薬剤の散布方法などは説明が行き届かずに(外国産で説明書が読めない)危険かつ非効率な農薬散布が行われている現状です。
自作の有機肥料の作成や、効率の良い生産を行うことで、安全な農産物を生み出します。利益確保を目的としながら、消費者にとっても安心して食材を手に入れることが出来ます。
当日は10代から80代まで幅広い年代の100名を超える農業者が集まり、座学や実際に有機肥料の作成を行うといった教室を開きました。集まった方々の真剣さには驚かされました。本当に学びたい姿勢が全員から感じられ、日頃の農作業の情報の少なさを実感しました。

さて、今回はビルマの人々と触れ合い、日本の忘れかけているものに気づかされました。

(1)真剣に学べないわけ
これは物余り、情報過多、生活習慣の定量化という現在の日本のあり方が人間まで腐らせているのだとミャンマーの農業者の真剣さから気づかされました。

(2)家族の大切さ
帰りの飛行機乗り換えで時間があったのでアジア経済の中核となっている香港を観光しました。小学校の前で小さな子ども達と親御さん達を見かけました。香港は公立学校でも小学校から入学面談があり、その最中でした。小学校の3・4年生でも夜の10時まで勉強し競争させるというのです。親も忙しく子どもにかける時間も少ない。ベビーシッターが子どもの面倒を見ているそうです。その結果、子どもの自死が非常に多いと聞きました。
一方でミャンマーの家族はいつも一緒です。お店に入れば小学校低学年くらいの子どもが店を手伝い、赤ちゃんの子守をしながら家族全員で生活しています。10歳ぐらいで学校に行かない子どもも多いようです。この対照的な子ども達を目の当たりにし、本当に世の中はこれからどうなるのかということを自問した旅でありました。

奉仕に行った旅行でしたが自分なりに気づくことが多い旅でした。自分の生活や家族だけでも何か変革させることが出来ればと思っています。


(2017/12)

オレンジ通信 第101号~関わる~
皆さま、先日はフューネラル有浄会館の15周年記念イベントにお越しいただきありがとうございました。台風前日の豪雨の中にもかかわらず、多数の皆さまにお越し頂き、感謝感激でした。これからも無くてはならない地域施設として、責務を感じつつ運営してまいります。しかし、翌日の台風はひどかったですね~ 15年間、市役所の裏で運営しておりますが、水浸しになったのは初めてで、ご近所さん共々に水はけの悪さを痛感した次第です。幸い怪我などなく済みましたが被害に遭われた皆さまのご健勝と復興をお祈りしたいです。

さて、家の子どもたちも長女次女とも関東の学校に行ってしまい春から妻と息子の3人生活が続いています。息子も今年から中学に入り、大人への階段(若干の反抗期)を登り始めています(笑)
そんな中、妻は常に口うるさく指導しています。親としては必要な行為で、子どもとの口論が日常茶飯事です(笑) そんな妻のしつけがベースとなる我が家の子育てです。しかし、私も一応は経営者として人材育成に奮闘するポジションにいるわけで、子どもに関わりを持ちたい気持ちは十分にあります。そんな訳で、つい「ウルトラCで子育て成功」みたいな事を求めがちになってしまうのですが、そんなことは起こるはずもなく、逆に子どもに対する期待を持ちすぎてしまうことはいけない事だとつくづく思います。子どもに期待するのは親の勝手、子どもには子どもの人生があるのだと親は悟らねばなりませんね~
さて、会社での私の鉄板指導論は
①信頼関係を築くために自分が尊敬されなければならない
②その人を自分と同様と考え指導してはいけない
③その人の能力以上を求めてはいけない
④人には必ず伸びる長所がある。それを見抜き引き出すことが上司のミッション
⑤ワンステップ上の成功体験をお膳立てしなければモチベーションは上がらない

これを家庭に置き換えると自分はどうなのでしょうか?考えさせられてしまいます。子どもに期待するより自分が子どもに何をしてやれるのかということを深く感じます。とにかく「関わる」ということが大事なのかもしれません。逆の逆を考えると社内における上司と部下の関わり方もです。システム(しくみづくり)によって改善できる部分も大きいでしょうが、本当にそうなって欲しいのであれば自分がどれだけ関われるのかがキーでしょう。
将来の息子はどんな人間になるのか?多少は親の関わり方で変わると面白いですな。放任で伸びる子もいれば、親が道を引くべき子もいて、どれが正解かはわからない。でも何かを「しかける」ことは親だから出来る特権ですね。

(2017/11)

上野山栄作の多事想論