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株式会社オレンジライフ代表取締役社長:上野山栄作のエッセー「多事想論」

株式会社オレンジライフ代表取締役社長:上野山栄作のエッセー「多事想論」

オレンジ通信 第75号~お任せしたいわぁ~
本年53歳の私ですが、特に衰えを感じることが多くなりました。
30歳の後半から40歳前半には体の運動能力の低下を思い知らされた時期がありました。その後も徐々に、激しい運動などで筋肉痛になる前に関節や筋肉を痛めてしまうことが多くなり体に負荷をかけられなくなりました。
つい最近感じることは、仕事に向かう意欲と処理能力の低下です。よく「脂の乗り切った」「働き盛りの」という言葉を使いますが、そう言える年代は一般的に30代後半~40代後半でしょう。私の場合はもうピークを過ぎています。今まであまりそれを感じることはありませんでした。しかし、よくよく考えてみると、1日の仕事の処理能力は確実に減っていますし、自分自身が出来ないことを人にお願いすることが多くなりました。この自覚症状があるうちに後継へ譲り渡さなければならないとつくづく思います。最悪なのは、いつまでも自分が中心だと考えて会社共々老いてしまうことだと思います。
発想や企画力は、今がピークなのかとも思えるほどアイディアが湧いてきます。しかし、それを形にする意欲という部分が欠落していくような気がしてなりません。今後の歳の取り方をしっかりと考えるべき時期なのかと思ってしまいます。
一方で、世代間の考え方の違いを埋めることもとても難しいと感じています。その時代にそぐわなければいくら同じことをしても成功しません。なぜなら育った環境や時代背景が違いすぎるからです。
「今の若い奴は」という言葉を発するようになった時点で、もう今の人間ではないと自覚すべきではないでしょうか?若者の立場や考えを深く理解した上で、彼らの時代に合うか合わないか…そんな事を考えるより、彼らに“任せる”という判断をできることが大切だと思います。
時代に合った感覚の持ち主に委ねていくことがいかに重要か、またそのような後継者を用意できるかどうか?ということもトップの重要課題ではないでしょうか。僕はそうありたいと思っています。

私の息子は小学5年生です。彼が成人して家業を継ぐとも限りませんし、会社が存在する保証もない世の中だと思います。しかしながら、しっかりとした継承計画は必要でしょうね。世の中は進歩しています。車は自動運転の時代が間もなく訪れるでしょう。IT化はどんどん世の中を変えていくでしょう。でも若返りの薬は期待薄ですね。もちろん欲しいけど・・・

(2015/9)

オレンジ通信 第74号~住みたいまち~
先日から有田川町の地方創生プロジェクトのお手伝いをさせてもらっています。ここ数年、国は地方の改革に力を入れるようです。東京集中型の人口構造と超高齢社会で町が存続できない社会に陥ろうとしています。だいぶ前から地域主権という言葉がありましたが、まさに住民が立ち上がり、考えて行動する地域には、それに伴う補助金が出るようです。その時期に国からの税金に頼るのではなく、自立できる地方を創っていかなければ町は消滅してしまいます。有田地域の人口推移の未来予想を見てみますと2040年には人口が現在の7割になってしまうという悲しい結果になっています。しかも高齢者の割合も増えるわけですから町が保つはずがありません。25年後に持続可能な町にするために、未来の目標をきちんと決めて、取り組んでいかなければならないと思います。
今回、有田川町ではアメリカ・オレゴン州ポートランドの指導協力を受け地方創生に取り組みます。ポートランドはアメリカで一番住みたい町に選ばれ、地域住民主体の町づくりで有名です。日本でも札幌や千葉県柏市で指導が行われ、横浜や那覇も進行しています。そんな人気のPDC(ポートランド市開発局)と有田川が巡り会えたことはラッキーでした。しかも都市部ではない地方で指導が行なわれるのは日本で初めてです。
しかし有田川町、住民の私が言うのも何ですが、なかなかやる気ですね。町長を筆頭に職員さん、特に若い職員さんたちが非常にやる気になっています。私の役目は住民側でこれからの町を考え企画行動していくチームをつくり行政と住民を一体にしていくお手伝いです。人が集まり町のなかで経済が循環していけるようにするには、住民が住んで楽しい町でなくてはなりません。そうすれば、自ずと人が集まるはずです。自分たちが楽しめる町こそ、これからの町づくりのテーマだと思います。
去る7月21日に行われた講演会「暮らして楽しいまちは、みんなが住みたいまちになる」は、きびドームに350名が集い、特に若者の参加率が多く、注目度を表してくれました。PDCは今回、2日間の滞在でしたが、その中でも具体的なヒントを残してくれました。これからの取り組みが楽しみです。
実は私はポートランドに行ったことがありません。早速、本日から一週間、渡米し、学んで(遊んで)こようと思います。町づくりだけではなく個人的にも、とても興味深い自由な風土のまちです。今回、高校生の娘も同行しますが、娘が自分の子どもを育てていきたい町になればと思っています。「2040年 日本で一番住みたいまち 有田川」を目指して!

(2015/8)

オレンジ通信 第73号~やる気スイッチ~
どうも最近、社員の葬儀に対する熱い思いが少しずつ欠けているような気がしています。このままでは葬儀満足度ランキング全国5位の名折れになってしまう!立て直しが必要だ!
そう考え、まずは企業理念の共有です。なぜ僕らは葬儀を大切にしなければならないのか?会社の存在意義は?などの共有から始めました。で、行き着いたのは“自己成長”意欲があるのかどうか?という問題です。「良い仕事が出来る」「自分のやりたい仕事をしたい」「給料をもっともらいたい」「家族を幸せにしたい」これ全て自己成長意欲がなければ成し得ないことだと思います。
先日、社員たちに、「そうなりたいよね」と聞いてみると「なりたい」という返事でした。内心「良かった~」と思いました。では、私は何をすべきか?と考え、彼らの“やる気スイッチ”を入れてやるのが自分の務めだと答えが出ました。普通なら社会人になって、そんなのは自分ですることなのでしょうが、地方の中小企業ですから人材も限られています。しかし、簡単に言いますが、そのスイッチ、どこにあるのやら??

そんな折、うちの子がお世話になっているミニバスケットボールチーム『Kibi Jr.』からヒントをもらいました。昨年一昨年と夏の県大会優勝をしていまして、今年は6年生も少ないし絶対無理かと思っていましたが、先日行われた県大会で、逆転ゲームや一点差ゲーム、延長戦逆転勝ちなど、まさかまさかの連続で優勝しました。まさに“やる気スイッチ”が入り、持てる以上の力を出し切った瞬間を目の当たりにし、「なぜ頑張れたのか?」と子どもに聞いても「勝ちたかった」と言うだけで具体的なスイッチはどこにあったのか?いくつかの要因はあげられるのですが、いまいち理解に苦しみます。
このモヤモヤを解決したくネットで調べてみると「ヨコミネ式子どもをやる気にさせる4つのスイッチ」という面白い動画が出てきました。(詳しくは調べてください)非常に興味深く納得出来る部分も多く、大人にも通じるところがありました。
4つのスイッチとは
 1、子どもは競争したがる
 2、子どもは真似したがる
 3、子どもはちょっとだけ難しいことをやりたがる
 4、子どもは認められたがる
教育の基本は子どもも大人もスパルタではなく、やる気にさせるコツ!これを使って自分なりに創意工夫してみます。
うまい方法が確立できればビジネス書でも執筆しますがね(笑)

(2015/7)

オレンジ通信 第72号~出張もなかなか~
社内にダイエットブームが巻き起こっています。その原因をつくった、いや、つくってくれたのは社内でも中堅のクラスのA君です。入社当時から何度も何度もダイエットを試みるも失敗の連続、そのうち社内での目標設定にも仕事と全く関係ない「痩せる」を目標にしたこともありました。やっぱり人を管理する人間が自分の体も管理できないようでは困りますし、なにより健康が心配でした。結果はダメ~。ところが、その彼が今回10キロ減量に成功しました。それに触発されたのか、女性内でも数人がナイスバディに変身!いい流れになっています。
今日よくよく話を聞いてみると10数年ぶりに彼女ができたらしいです。なんや!わかりやすい展開やね~。少年のように愛を育むお話に。自分も昔はときめいたなぁと懐かしく思いました。ついに彼にも春の訪れの気配。心の底から幸せなゴールを見守りたいと思います。

さて、こんな話になったのも社員と車での横浜出張のおかげです。横浜のみなとみらいに大展示会場があるのですが、毎年そこで葬儀業界のいろいろな商品の展示や講演会を行うイベントが開催されます。今回は昨年有田市にオープンした「共感葬儀シェア」のシステムを全国の葬儀社さんに共有していただこうとその展示会に出展をしてきました。
共感葬儀シェアは少人数で参加者全員が亡き人を悼み、皆で思い出を共有できるお葬式を実現しています。そのことが業界の中で話題となり、今回の出展に至りました。愛する方を亡くされ悲しんでいる方々への対応を学ぶ場所として、4年前に「京都グリーフケア協会」を設立しましたが、そこでの数々の講師先生との出会いや学びも大きく、今回のこの共感葬儀のやり方につながったのだと思います。試行錯誤をしながらも、ここ数年取り組んできた結果が徐々に出されてきたのだと思います。

今回は社員との3.5日間でした。車では長い道中ですが、そんな時間の中にも社員たちとのコミュニケーションが取れ、楽しい出張となりました。僕にとって社員は自分の兄弟や子ども同様、可愛い仲間です。そんな彼らとこれからも夢に向かってチャレンジしていきたいと思います。
横浜でも少々食べ過ぎたし、帰りには浜松サービスエリアで、うな重を皆で食べました。自分の中では最強のサービスエリア飯でした(値段が)。
帰ったらA君と一緒にダイエットします(笑)

(2015/6)

オレンジ通信 第71号~フロー(忘我)~
毎日が忙しい!時間がない!切実に今日の私です。こんな状況に追い込まれるのは久々です。ちょっとゆっくりしていたツケが回ってきたのでしょうね(笑)
本日も朝から役員会で次の組織について奮闘。問題ばかりが山積していますが、これをバシッと解決するのが楽しみでもあります。午後からは決算前の個人面談です。年に2回の全社員との面談もようやく今日で最終日です。夜は社外の会議に出席し、今も会社に戻り若手社員たちとプロジェクトの準備です。今回のテーマは「葬儀の本質を地域に伝える」ということで新人社員の5名が大奮闘しているので何かヒントはないかと一緒に考えていたら日にちが変わる時間です(笑)
しかし、社員さんにやる気を出してもらうのって難しいですわ~。でも、ちょっといい方法がありますよ~。
チクセントミハイ博士のフロー理論という考え方が私にヒントをくれました。(詳しく知りたい方は調べてください)
ではフローとは?僕なりの解釈ですが、目標に向かう時に挑戦意欲と自分の能力が合致していて凄くやりがいがあり成果も生み出せているゾーンのことだと解釈します。挑戦することが大きすぎると不安になり恐怖ともなります。逆に能力以下のことをやっていると単純作業になり退屈です。社員はワクワクする目標に挑戦し、自分たちの能力以上の成果を出すことでフロー状態となり幸せを感じるというものです。
この理論を使って去年は一つのプロジェクトを成功させました。社運もかかるような大切なプロジェクトでした。何とか成功させたい!と願い、まずは、そのプロジェクトがなぜ?必要なのかということをとことん理解させるというところから始めたのです。今までは仕事の先にある会社の目的や意義を十分に理解させていませんでした。おそらくたくさんの経営者に不足している部分だと思います。そして、その目的が十分に落とし込まれた時、彼らは自ら目標に向かいました。でも、向かうだけではうまくいくはずはありません。経営者は彼らの考えも及ばない視点から次のヒントを導きだします。彼らはそのヒントを形にし、自分たちの手でさらに改善を重ね成果を生み出していきます。(フロー状態) でも、しばらくすると刺激がなくなり停滞してしまいます。そうなる前に、さらに次のヒントを導きだします。(次のフローへ) 簡単ではありませんが、経営者が全てトップダウンするのではなく目的とヒントを出し、社員にワクワク仕事をさせることで、このプロジェクトを成功させました。今回の若手たちも、そううまくいくのか?楽しみでもあります。
注意)フローを作ると、やっている時はいいのですが、そのあとは疲れて抜け殻になってしまいますのでご注意を。

(2015/5)

オレンジ通信 第70号~地域循環~
今月の初めに家族で東京に行きました。長女が埼玉の大学に進学することになり、引越しをするためです。私も千葉で大学時代を過ごした経験があるので、都内を35年タイムスリップし回想してしまいました。あの頃(大学時代)と一番違うのはスマホで誰とでもいつでも繋がれるってことだと思います。妻は毎日娘とメールです(笑) 逆にあの頃は両親にずいぶん心配させたかと思い、親のありがたさを感じました。大学生活は多種多様な経験ができる時期であり、娘のこれからの人生を祝福したいです。
入学記念に家族で寿司を食べようと、スマホで調べ有楽町の店に入りました。お店選びも昔と今ではやり方が違います。分からなければ、ついスマホで調べて入ったりしがちです。その地域におすすめを聞ける知人がいれば、一番間違いない店をチョイスできるでしょうが…。今回入った店は江戸前の老舗店で、さすがシャリの具合や握り方、下ごしらえした味付けで家族は満足し楽しいひと時を過ごせました。

東京にしかないものは数少なくなったと思います。どこにいても世界のものが買えるようになりましたね。私も東京での買い物は友人のデザイナーが造っている洋服ぐらいです。その洋服にはかなりのこだわりがあり、いい物作りをしているのですが、いい商品+友人の商品という付加価値があるからこそ買うのだと思います。

さて、有田で頑張っている方がいます。宮崎町で飲食業を営む当社の提携店でもある「山小屋」さん、昨年の12月にご主人を44歳という若さで亡くされた奥さんの順子さんです。旦那さんの命の長さがわかってからは、ご主人の思いを繋ぎ、亡き後も店を今まで通り運営していけるようスタッフ一同、懸命に努力をされました。亡くなった時も葬儀後、すぐに店を開けご主人の意思を受け継いでいました。
東京から帰った私たち家族は久々に伺いました。いや~美味しかったです。今もご主人の元気な頃と変わらぬ味を受け継いでおられます。有楽町の江戸前の老舗以上のネタと味、奥さんやスタッフの頑張りが見え凄く嬉しい気分になりました。有田には東京にも負けない、いい店が多いですね。
若い頃は都会に憧れました。でも今は、知り合いの多いこの有田を愛しています。これからの時代は商品力+コミュニティ。人が見える商売をしなければ、このグローバル化した世の中で地方は生き残れません。有田が地域循環型となれるような取り組みが今後益々必要となるでしょう。

(2015/4)

オレンジ通信 第69号~看取り~
朝起きて、Tシャツだけで過ごせるような暖かさになりました。今年の春は早いですね。
そんな季節の変わり目に、桜の花を待たずして私の伯母(母の姉)が亡くなりました。83歳でした。とても陽気でちょっと口が悪いくらい冗談ばかり言っていた思い出が頭をよぎります。元気だった晩年は夫の看護に奮闘していた伯母でした。夫を7年前に看取り、これからもっと自由な人生を送れると思っていた矢先、夫の死の翌年に脳卒中で大きな障害を残しました。それからは病院や特養にお世話になっていました。一年半ほど前に食事を摂れなくなり危ない時期がありましたが、家族も献身的に施設に通っていましたし、車椅子で移動し食事もできるほど回復していました。ところが昨日急に心筋梗塞で亡くなってしまいました。伯母の家族は伯父の看取りを含めると非常に長い長い二人の看取りを行ったわけです。

普段死を見つめる機会が多い私ですが、身内の死を目の当たりにすると考えさせられることが沢山あります。昔の記憶を辿ると看取りのあり方はずいぶん変わりました。介護という分野も多様化しました。高齢社会に対応するためには必要なことですが…葬儀のあり方も似ているところがあると思います。便利さによる自宅から葬儀式場への変貌は逆に地元の助け合い文化を薄れさせてしまいました。ますます加速する家族葬は地域社会の縁文化も崩してしまいそうです。同じように、現在の介護は家族のあり方を変えているような気がします。もっとも核家族化が進み家族内の個々の役割も変わっていますし、個々が生活の為に忙しくしないと厳しい世の中です。都会ではそれでいいのかもしれませんが、環境の違いがある地方に住む者として、情報だけが同調してしまう世の中にいささか矛盾を感じてしまうのは私だけでしょうか?田舎は田舎らしい葬儀や介護があってしかるべきです。そんな中で伯母の家族はよく看護したとつくづく思うのです。

さて、伯母の死から私自身も家族親族のつながりをどこまで維持できるのか考えてみました。私自身が忙しい人間の一人ですし、密な付き合いはなかなか難しい部分もありますが、これから先、親の時代が終わっても親族との繋がりを大切にしていきたいという想いがあります。
時代はスピードを増して有田という地方を変えていきます。オレンジライフは葬儀という儀礼文化のなかで、故人様から人生観を学び、縁や絆を大切にする供養や葬儀を継承していかなければと考えています。

(2015/3)

オレンジ通信 第68号~LIFE~
BS放送を観ていて久々に感動した映画がありました。人生の意義を再確認することの出来るすごくいい映画でした。ベンテイラーが監督・主演をつとめた「LIFE」(日本では昨年3月に公開)という作品です。詳しい内容は差し控えますが「その一瞬を楽しむ。そのために生きている。」というようなワンシーンがありました。皆さんは最近、そのように感じた瞬間がありましたか?大人になっていろんな責任の中で生きていると、多くの人はその瞬間を見過ごしているのかもしれません。家族との笑顔、仕事での達成感、自分にとっての最高の一瞬は人それぞれですが、そのような瞬間があることは本当に幸せだと思います。

 さて先日、僕は奥白馬(長野県小谷村)に休日を楽しみに行きました。いつもは向こうに住んでいる友人達がいるので一人でスノーボードを滑ることは少ないですが、今回はほぼ一人で自由に滑りました。早朝から好きなコースを狙い思い描くラインで滑って、午後はバックカントリー(裏山)を楽しみました。リフト頂上から裏山に向け約1時間、スノーシュ(カンジキ)を履き歩きました。最近スノーボードの事故の報道が多いです。解っているつもりにならずに、いつも不安を感じながら登ることが必要です。

 歩きながら色んなことを考えました。近頃、ボードの技術は伸び悩みです。しかし、自分らしい滑りは身につきました。若いプロライダーには及びませんが、地形にあった自分らしいライン取りで滑りあげることを目指したいと思います。
 人生も同じですね。若いときは冒険心を持って事業に取り組むこともありました。しかし、年を重ねるにつれ、がむしゃらに他と比べ競うのではなく、不安を抱えながらも自分らしさを出す。そうして事が運べば結果を出せるのではないかと気付かされた時間でした。
 今回は最高のバックカントリーでした。上質の雪、そこには僕の滑った跡しか残っていない。通常なら止まることはないのですが、一度滑るのを止め、周りを見渡してみました。静まりかえった真っ白の林の中に、差し込む日の光がキラキラと輝き、まさに「その一瞬を楽しむ」時でした。僕にとってのスノーボードは人生そのものです。そんな楽しみがあってつくづく幸せだと感じます。皆さんにもそんな幸せを大切にしていただきたいと思います。

(2015/2)

オレンジ通信 第67号~組織力~
新年明けましておめでとうございます。皆様にとりまして幸多き年でありますようご祈念いたします。

さて、皆様も年末から年始にかけて様々な宴会があったと思います。当社も忘年会、そして本日は新年賀礼会と、会社としてのイベントがございました。この出来栄えこそ「会社の勢い」を表す指標ではないかと感じたのです。大企業だと難しい部分がありますが、当社のような中小企業だと自由に企画し運営することが出来ます。毎年担当者は変わりますが、楽しいゲームや場の盛り上げ方が出来る。こんなところに組織力って出てくるんだなぁと思うんですね。組織力とは、組織がまとまって動く時に発揮される実行力、また、他に与える強い影響力を指します。
楽しい忘年会とは逆に、新年賀礼会では厳粛さを演出しなければならないですし、きちんと氏神様にもお参りし、社員の意識を統一する。身の引き締まる年始です。この会の運営にも難しさはあります。これも組織力があるからできるのだと思います。
ワンマントップダウンの会社では社員に企画を任せることもないでしょうし、社員の成長も望まない、そうするとこんなイベントもないのかもしれません。もちろん経営者の考えですので否定は出来ません。それぞれの利点はあります。
しかし、当社が目指すのは「自走する組織づくり」です。社員が趣向を凝らし行事を行える組織力があれば、企業はきっと自走してくれると思うのです。当社も少しずつではありますが、若いスタッフが育ちつつある実感があり、ありがたいと感じています。
そして、今年の当社の抱負は「育」です。なぜ?今、「育」なのでしょうか。それはあまりにも多様化する葬儀への対応が必要であるからです。何につけても今までしてきたことを継続するだけでは追いつかない世の中になりました。その中で葬儀の本質をしっかりと知り、それをきちんと説明する。お客様のニーズだけではなく、方向を見間違えないための説明責任を負う仕事であると考えるからです。葬儀は「いのちの尊厳」を伝える重要な儀式であり、地域に対する影響も大きいと考えます。
微力ではありますが、当社はこれからも有田地域の繁栄を少しでもお手伝いしたいと考えています。それには人の力が必要です。組織力を育み皆様の信頼を得ていけるよう精進して参ります。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

(2015/1)

オレンジ通信 第66号~苦手意識~
一気に寒さが増してきました。皆さん風邪など引いてませんでしょうか?僕は出張続きで風邪をこじらせています。そんな体調の中で、年に2回の社員の個人面談が行われ、ティッシュ片手に1日10名程と1時間ずつの面談をしていました。人の脳みその集中力は、朝起きてから、よくもって14時間程だそうです。僕の場合は10時間がマックスみたいで、それ以上は集中力が散漫になってしまい、考えてもいい答えは出てこないです。それを越えてから面談だった社員さん、「ゴメンなさい」って感じです。

さて、本日は僕が所属している有田ロータリークラブの青少年育成に関わる事業が箕島中学校で行われました。ロータリーに関する詳しい説明は長くなりますので書きませんね。今日は留学生10数名を招いて、中学1年生を対象に外国人との交流を深める事業でした。留学生はアメリカや中国、台湾、韓国、モンゴルと幅広い国から日本に勉強に来ている学生さんです。やはり共通語は英語ということで、英語でのコミュニケーションを図り、そのあとは日本語で、母国との文化の違いや日本で驚いたことなどを5~7名くらいのグループに分かれディスカッションしていました。最近の中学校の教育も変わってきているのか、僕たちが学生の時代とはずいぶん違い、英語を話すという行為に順応しているのではないかと感じました。

僕は学生時代、英語苦手意識もなく20代には海外に行っても英語で話そうと努力したり、コミュニケーションも取れたものです。しかし、最近はめっきり英語苦手意識が強く頭を洗脳しているようです。ここ数年は海外に行っても、友人には理解できていることが自分には出来ていないということが続き、「自分は英語が出来ない」という意識が先に立ってしまったのだと思います。そうなると今度は理解する行動さえも行わなくなってしまいます。これは歳のせいでしょうか・・・もっと自分の脳みそを柔軟にしないと!

何事もそうですが、苦手と意識した時から好きになることはなくなります。意識を変えれば道は開けることが多いのに残念です。「自信」というものと似たところもあるのかもしれませんね。

うちの次女がこの夏、海外に2週間ほどホームステイする機会がありましたが、向こうの同世代の友人と、今もメールの交換をしています。以前は娘も英語に苦手意識が多少ありましたが、今では全く無くなりました。きっかけって大事ですね。今日の中学生たちも、今回のふれ合いにより英語や外国人に対しての意識を変える機会となってくれたら凄いことでしょうね。

と感じつつも、今日も僕は英語を喋ろうとはしませんでした。反省です(> <;)

(2014/12)

オレンジ通信 第65号~準備~
2日前になりますが、ジャズマラソンのハーフコースに出場してきました。練習もそこそこで走ってしまうのですから、体に悪いですよね~。しかも足を痛めて今も痛い思いをしています。何事にも準備が必要ですね。準備無くして成功は少ないです。分かってはいますが、僕の場合、用意周到で立ち向かうことが少ないですね。旅行に行くのも用意は直前、講演を頼まれても事前準備をあまりしないし、商売に関しても感覚的に思い込みで始めて、それから形にしたりします。この年になって悪い癖では済まないですが、考え方によっては、これも手法ってことでもあります。自分を否定するより、良い方に考えたほうがいいでしょう!

さて、正式名は「和歌浦ベイマラソンwithジャズ」で今年14年目です。毎年たくさんの方が参加しています。ハーフコースだけでも5千人くらい走るのだと思います。地元の友人たちと最初は5キロコースから始めて10キロ、ハーフと距離を伸ばしました。ハーフは2回目なのですが前回は散々な結果でした。膝の故障で思うように走れず、15キロを超えたあたりから足がつってしまい歩いてゴール。今回は2週間前にふくらはぎを痛めていたのでかなりペースを落として、なんとかゴールまで走ることが出来ました。順位は後ろから数えたほうが早いのですが(泣)毎年、調整出来ずに虚しい思いをしています。
60歳以上の方も多数おられ、その勇姿は賞賛にあたると思います。今の自分があの歳で完走できるかと考えると自信がないです。だれか、足のつらない方法を伝授していただけると嬉しいですが…
今回、走って感じたのは人の優しさ。ボランティアの方や応援の方々が、走っていくと誰彼なしに「頑張って!」と声をかけてくれたり、ハイタッチをしてくれたり、辛い時も元気をもらえて走り続けることができました。不思議なことに笑顔は人に力をもたらすのかもしれませんね。社員に対しても、もっと優しくならなければならないと教えられた気がします。

そんなことを考えながら痛い足を引きずり昨日今日と一人で運転をして長野へ、明日は岡山へと出張です。少し体を休める必要があるかな?さっきは「準備しないのも手法、と良い方に考える」と言ったものの1人で走り回っていてもしゃーないな~とふと思います。

(2014/11)

オレンジ通信 第64号~儀礼を残す~
秋も深まって参りました。朝夕涼しくなり、ぐっすりと眠れる季節の到来ですね。先月体重が増えたお話をしましたが、更に食べ物のおいしい季節ですので体重は増加の一途でしょうね(笑)
又、お祭りの季節でもありますね。ちょうど今年は私の住む地区が三面(獅子舞)を当てました!関係者の皆様のご健闘をお祈りしたいです。獅子舞は当たるかどうかが直前でないとわからないので練習期間も短く、スタッフは約20日間本当に大変です。毎晩のハードな練習に加えて酒の修行もありますし(笑)獅子舞は各地区によって舞の特徴もあり、見せ場も違います。今年はどのような勇姿を見せてくれるのか楽しみです。

余談ですが、人が活発に活動出来る期間は限られているそうです。私の場合はせいぜい1ヶ月間くらいかな? 頭を使い、身を粉にして働けばその後1週間はボーッとしないと続かないです。
これは自然なことらしく、仕事やプロジェクトに行き詰まった場合はいったん皆で遊びに行ったり、活動をやめてしまったりした方が、良いアイデアが湧いたりするらしいです。やりがいを感じない、楽しくない、ワクワクしないような場合もそのまま続けても良い結果は生まれません。原因を追及してチャレンジ出来ることを探しましょう。獅子舞も仮に3ヶ月もやると、体も肝臓も、もたないでしょうね~

さて、9月より運営が始まりました家族葬ホールのシェアですが、お陰様で好評で、お問合せや相談が多く、実際にご利用いただいたお客様にもありがたいことに高評価を頂いています。会費制のお葬式は参加者から一律の会費を頂くことで、“みんなで故人のために葬儀を出している”という思いが伝わる、本当の意味での家族葬だと思います。もちろん喪主の負担も少なくて済みますので、とてもいいシステムだと自負しています。
お祭りに神輿が出て獅子が舞う。そんな地域の絆を結ぶ儀礼文化が色濃く残る地域にも、葬儀には新しい風が必要なのです。カタチを変えてもその意義をきちんと反映させた葬儀を提供しなければなりません。僕は家族葬を推奨する訳ではありませんが、時代が変われば本質を残すために新たな形態が必要だと思います。
神輿も一時期担ぐことをやめていましたが、年齢や地域の枠を外す事によってよみがえり、今は大盛況です。お祭りも葬儀も日本古来から続く儀礼文化です。僕はそんな大切な文化に関わる仕事をする者として、後世に葬儀を残す役目があると思っています。なんちゃって。

(2014/10)

オレンジ通信 第63号~ストレスの理由~
先日、家族葬のシェア有田がオープンいたしました。オープン内覧会では2日間で800名もの皆様にお越しいただき、有難うございました。小規模の葬儀を推奨するつもりはありませんが、付き合いの少ない方の葬儀は自ずとこのようなカタチになるだろうと思いますし、参加される皆さまが故人を想ってお送り出来る家族葬のカタチを創って行きたいと思います。ここでは参加者から“会費”を頂く葬儀を提案していますが、通常の全額喪主負担の家族葬にも対応いたします。式場は30名程度の葬儀に最適な空間となり、家族葬をご希望される方に自信を持ってお勧め出来ます。有田市以外の方にもご利用いただきたいと考えています。

さて、前回も書かせてもらいましたが、準備をするのにとても時間がかかり、只今、少々抜け殻状態です。2日ほどゆっくりさせてもらいましたが、その後も会社全体で行なっている改善プロジェクトの追い込みや、全国で年に1度行なわれる葬祭ディレクター技能審査の段取りなど9月も忙しさ満載です(笑)特に7月からは和歌山県の葬儀組合の理事長を勤めさせていただくことになり、プレッシャーではありますが楽しみでもあります。
ということで減量していた体重も4キロ戻りました。僕の場合はストレスによって太ることが多いのですが、それって本当かな?ということで、ネットで「ストレス 肥満」と検索してみると興味深い文章がありました。
「250万年ともいわれる人類の歴史の中で、最も大きなストレスは『飢餓』でした。人類は長きに渡って“食べられない”という苦しみに対して非常に強いストレスを感じてきました。つまりストレスを感じると、飢餓に耐えられるよう脂肪を分解しないようにしたり、代謝を低くして蓄えたエネルギーをなるべく使わないようにしたりと、体が痩せにくい状態にシフトしてしまう」というわけです。

しかし、そう考えてみると贅沢な世の中ですよね。食べることに必死だった時代から減量することに必死になるなんて。最近の僕は「食事を残す」と決めています。子どもの頃は「ご飯粒1つ残すな」と教育されました。私の行動が自分の子ども達にどう映っているのか不安な面がありますし、皆さんも色々とお考えがあると思います。食べないといけない時期と食べ過ぎてはいけない時期があり、私の場合は肥満で成人病を患う訳にはいかないのです。次第に妻も僕の食事は量を減らすようになり、家庭では残す必要がなくなりましたが、外食は今も必ず残しています。ストレスがピークになると同じ量の食事でも太ります。不思議なものです。

異常気象や猛威を振るうエボラ出血熱、貧困な地域に神はなぜ、そのようなことをするのか?日本では高齢社会と人口減少の問題を抱え、一方で中国やインドでは人口増加による世界的な食料危機の問題。次の神の誘いは250万年間の矛盾の一掃なのかもしれません。人類は生き方を考え直す時ですかね?書きながら、ちょっと壮大な考えに至ってしまった今回でした~

(2014/9)

オレンジ通信 第62号~新しいこと~
皆様、本当に暑い日が続きますね。体調はいかがでしょうか?
さて、この度、古江見のバイパス添いに新しいカタチの家族葬ホールを開業することになりました。オープンイベントは8月30・31日の両日です。春頃からバイパス沿いは色んな噂が出ていました。実際、お店の入れ替わりも激しく行なわれていましたが・・・
しかし、あの噂ってどこから出てくるのか?と不思議に思ってなりません。実際、色んな葬儀社さんの進出の噂もあって、僕はハラハラドキドキとしていました。噂に出るような小規模な葬儀を行える場所は、地域の皆さんの希望なのだと実感でき、結果的に当社が良い場所を確保できました。

今までもオレンジライフは100人に100通りのお葬式を提案しつつ、家族葬に関しても早い時期から力を入れてきました。しかし、それ以上にお客様のニーズは強く、家族葬の専用式場が地域には必要だと感じ、又、いくつかの葬儀の現状にも不満を抱いていたので、それを解決するお葬式の方法を考え形にしました。
そして出来上がったのが「共感葬儀のシェア有田」です。ここでのお葬式は喪家が招待したい方(親戚や友人)を選び、私どもが連絡し、招待者が会費をお支払い頂いて、葬儀を行なうというものです。これにより香典を包むことも無く、喪家の金銭的負担も軽減します。会費にはご自身の食事代とお供えのお花代、喪家への弔慰金が含まれています。結婚式などパーティにはこの会費制度はよく使われていましたので、葬儀でもご理解いただけると確信しています。

さて、しかし疲れます~ 実はこのシステム日本初なんです。そのために色んな決めごとをスタッフ共々、悪戦苦闘の毎日です。式場は7月31日に引き渡されましたが、今からカタログの写真やビデオ撮影、それに向けて料金設定やホームページの作成、管理システムの開発などなどを完成させていかなければなりません。そしてこのシステムは僕の同業者仲間はじめ、全国の葬儀社さんに向けても一緒に使って頂きたいと思っています。そうすることで少しでも喪家の費用を軽減でき、大切な方を満足するカタチでお送りできる葬儀が行なえるのではないかと考えています。
体と頭は少々オーバーヒート気味です。期限も迫っています。しか~し、限られた時間の中で目的を遂げて行く。この達成感は、なかなか味わえないですね。もうしばらく踏ん張りどころです。皆様、どうか応援をお願いいたします(u_u)

(2014/8)

オレンジ通信 第61号~焼肉かBBQか~
昨日は息子のミニバスケットボールクラブの夏期大会に向けての激励BBQでした。子ども達や保護者を合わせて総勢100名近い人数でした。ママさん達が食材を、パパさん達が照明の設営や、テーブル・イス・鉄板焼きやコンロなどの準備を協力して行ないました。
当ミニバスは県内でも優秀なクラブです。昨年の夏期大会では男女共に優勝しましたし、近畿圏内の招待試合も多く、土日などはほとんど練習試合に出かけます。通常の強豪チームはバックアップする保護者にも役割を持たされるものですが、当クラブは保護者に対して何も要求したりしませんし、試合を見に行くのも自由です。私の子ども達も上の子の時代から既に9年間お世話になっていますが、私のように土日関係なく忙しくしている保護者でも勤まります(笑)
ですから、僕が活躍出来る場面では日頃の恩返しをすべく、当社のBBQ道具や人材で設営運営に協力しました。100人規模のBBQともなると結構準備が大変です。冗談で焼肉屋さん貸し切った方が良くない?みたいな話をしたりして・・・。目的は「子ども達を夏期大会前に激励する」「日頃お世話になっている指導者の方々を慰労させてもらう」でした。目的は十分に達成出来たと思います。そして、それ以上の成果と感じるのは、保護者間のコミュニケーションが図れたということです。日頃の観戦でもよくお会いしているのですが、実はゆっくり話をする機会はあまり無いのです。今回準備段階から何気ない話を交わし、一緒にお酒を飲むことで一気に打ち解けることができました。開放的な野外では自然とフランクなムードになれ、BBQって良いなぁと感じました。お店を貸し切ってもここまで親密になることは難しいと思います。やはり、労を惜しまずやってみることの裏側に大切なものがあるのだと気づかされました。しかし、昨日は明らかに飲み過ぎました~

そして今日(7月13日)は家族deグラウンドゴルフ大会を開催し、80名以上の皆様が家族でご参加くださって子どもからお爺ちゃんお婆ちゃんまで楽しくプレーされました。この大会は家族間のコミュニケーションアップを目的に今年で5回目を迎えています。毎年、保田地区のグランドゴルフ愛好会の方々にご協力頂けてとても助かっています。プレーの後は、恒例のBBQ。プレーだけでなく一緒に食事をすることで良い思い出となってくれればと思い、これも毎年行なっています。スタッフもある程度の準備は行ないますが、お肉を焼くのはお任せします。お爺ちゃんお婆ちゃんとお肉を焼くことが夏の思い出になってくれれば幸いです。
いや~、今年は僕自身2日連チャンで準備や撤収に汗をかきました。なにより厳しかったのは前日からの二日酔いでしたがね~(笑)

(2014/7)

オレンジ通信 第60号~売るという責任~
さーて、梅雨に入り、じめじめとした日々が続いていますね。当社は7月に入ると七夕のイベントや家族グランドゴルフなど催しがあります。天気どうでしょうね? 雨は嫌ですが暑すぎるのもね~。こんなときこそ日頃の行いが肝心!あぁ、僕の行いにかかってますか(笑)
さて、先日ネットの音楽配信サイトを試聴していたら懐かしくて買ってしまった「甲斐バンド」皆さんご存知でしょうか?「裏切りの街角」とか「HERO」とか、僕ら世代(50歳くらい)には懐かしくないですか?1974年デビューで、あの頃の日本のロックを牽引したグループです。車で聞いていたら娘達に「これ何?昭和クサ!聴きたくない」と言われちゃいました(涙) 今日関西テレビの「よ~いドン!」を見ていますと甲斐バンドの甲斐よしひろさんがゲストで出ていました。そこでデビュー前からの売れるための戦略の話がありました。
1.ソロでデビューの話が来た時、これからはバンドの時代だと考えバンドを結成してデビュー。
2.1曲目で印象がキツすぎると一発屋になるので、あえて印象的でない曲でデビューし、2曲目(裏切りの街角)でヒットさせよう。
3.だれもコンサートをやったことの無い場所(花園ラグビー場とか)でコンサートを開いて目立つ。
など自分で戦略を考え、信念をもって実行していったようです。今の芸能界って1人の若者の力で売れることは先ず無理ですよね。AKBの秋元さんのように売れる仕組みをプロデューサーが圧倒的な強さで作って行くのだと思います。そう考えると面白くない世の中ですね。今は若者にチャンスが回ってくることはあるのでしょうか?

ふと先日大阪の友人の言った言葉を思い出しました。「和歌山って良いものいっぱいあるのに売り込み下手よなぁ~」有田にも沢山美味しいものがあるのに、蜜柑しか注目されてないし・・・良いもの作りは出来ますが商売人としては・・・
芸術家(ミュージシャン)の甲斐さんは商売人でもあった訳です。

商売人は事業継承や多くの人を幸せにする為に利益を出さなければなりません。しかし、その方法にはルールがあると思います。職種ごとに立ち入ってはならない領域があると思うのです。今の社会はその暗黙のルールを破ってまでも利益を追求しなければならない競争社会となりました。良いものを作る、良いサービスを提供するといったことでは売れない時代です。 僕的には時代に負けないアイディアで職種のルールに合った商売をしたいです~

「裏切りの街角」を聴きながら裏切らない商売を!

(2014/6)

オレンジ通信 第59号~どこの店いこうか?~
若い時は毎晩のように外食していましたが、最近は減りました。帰りのこと(飲酒)を思うと面倒ですが、それにもまして酒も飲む暇がない環境って良くないですよね。昔は葬儀の仕事(実務)さえ終われば必ず一杯やってたものですが、最近は会議やパソコンに向かう仕事などが多く、本当にしないといけないことは何なのか?わからない感じです。
地域密着型の商売をさせて頂く経営者に取っては飲み屋さんでの地域コミュニケーションって凄く大事な事だと思うのです。今僕がやっている時間の使い方、飲み代は掛からなくなりましたが、きっと不正解なんだろうと思います。しかしまぁ~しばらく出歩かないうちにお店も増えていますね。先日も友人が開店しましたし※、若い経営者の頑張るチェーン店も増えているようです。
さて、たまには妻や子供たちに外食をせがまれます。いざって時にどこに行こうか困ってしまいます。友人と呑みに行くなら考えやすいのですが、家族で食事する店って案外わからないです。ファミレスや焼肉もいいのですが、僕を含め小学生の子どもから呑めない妻まで満足出来る…有田には良いお店がいっぱいあるのでしょうが…。街に行けばネットで調べたりしますが地元では調べないし、田舎の情報はまだまだ口コミでないと出回らないです。
レクサス(車のディーラー)はオーナーさんのための専用電話があって、何でも相談に乗ってくれるんです。「この辺で中華料理屋さん教えてください」「今から3名で予約しといてください」なんでもOKです。便利なサービスですよね。こんなサービスが有田にあったらどうでしょうか?
ふと考えると、当社には心ふれあい倶楽部の提携店があります。いい店が多いです。最近、会員様や地域の方々に提携店さんのいろんな情報を流していないなぁと反省です。
例えばオレンジライフに電話したら、その方に合う提携店を、お店の特徴なども併せて教えてくれたら凄く便利ではないかと思っちゃいました。それにはもっと沢山の有田のお店と提携して、そのお店の良い所を蓄積しておかないとダメですね。面白くなって来ましたね。知らない店に行きまくって調べたくなって来ました。有田のコンシェルジュ・デスクです~。こんな事が実現出来れば面白いとふと感じたのでした。当社担当スタッフには必死な日々の始まりでもあります(笑)

※有田南インター乗り口すぐの「ざこば㐂八」さん、よろしくお願いします。

(2014/5)

オレンジ通信 第58号~ユニバーサルスタジオでも??~
桜の季節が終ってしまいました。例年なら運営する京都グリーフケア協会に頻繁に行くので、京都の桜を見がてら一杯なんてことになるのですが、残念ながら今年は色々と多忙で出来ませんでした。
一方では子ども達も成長し、長女は高校3年生となり春休み返上でお勉強だそうで、我が家の春休みは無しでした。しかし、長男はまだ小学校4年生です。せめて一日くらいどこかにとUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に連れて行くことにしました。
所用で出発が遅れ到着したのが11時頃。USJは少し料金を払えばアトラクションに並ぶ時間が短縮出来るエクスプレスパスがあると知っていたので安心していましたが、到着して愕然となりました。「売り切れ」があるのですね。ネットが普及し、今は何でも予約販売。先に調べていればこんなことにはならなかったのに息子に申し訳ないと、その日一日自己嫌悪に陥りました。ちなみに人気アトラクションに並んだ時間2時間30分、そのチケットを買っていれば30分ってとこだと思います。幸い子どもは楽しかったと言ってくれましたが・・・
一昨年の夏休みに行ったディズニーランドも混んでいたのですが、その時“ここにもUSJのようなシステムがあればいいのに”と思ったことを思い出しました。今思えば「流石!ディズニーさんは違うなぁ」全てにおいて公平で隙がないです。実際売り切れのショックで丸一日最低な気分になりました。買えない方の思いを考えれば、絶対にそのようなことをしてはいけないなぁと思いました。
そして数日後、娘がUSJに行くことになり「よし!ネット予約」と、パソコンでチケットを3名分買いました。当日1名が風邪を引いてしまい結局2名で入場したのですが、1枚残ったチケットは返金出来なかったです。ネット上で買う時は記載されず、キャンセルページに小さく記載されていました。今回、USJほどの大掛かりなご商売をされている企業でさえ、疑問と不平を感じることが立て続けに2回もあったことに驚きと「商売って難しい」という実感がありました。ディズニーを知らなければここまで思わないのかもしれませんが、そのことも大きな要因でしょうね。

さて、所変わって現在は南大阪の某病院に入院しています。以前から悪かった悪性中耳炎の鼓室形成術という手術を半年前から予約していまして潔く手術をしました。今日は術後4日目、痛みも和らいで来たところです。おかげで手術も成功し少しは聴力も回復するかという期待が持てました。お世話になった執刀医の先生はこの手術では日本でも有名な方です。ご紹介いただいた地元有田の耳鼻咽喉科の先生にも感謝しています。
USJと病院,全然関係ないのですが、知らないで失敗した事と知っていて成功した事、たまたま今回は遊びが失敗・手術が成功で良かったですが、逆なら悔やんでも悔やみきれないですよね。商売に置き換えて深く考える機会になりました。情報化社会の中で利用する部分と利用されてしまう部分、常にお客様にとって公正でなくてはならないこと。葬儀と手術を比べたら怒られますが、尚更葬儀はやり直しが出来ません。オレンジライフも葬儀のディズニーランドにならないといけないし、神の手と言われるくらいの仕事をしたいと、病室の春爛漫な窓の景色を眺めながら思いました。
もうしばらく暇です。ゆっくり休んで秘策を考えます。

(2014/4臨時号)

オレンジ通信 第57号~社長業~
3月はあっという間に過ぎたような気がします。3回目となった東日本大震災の追悼イベント『東日本大震災あの日を忘れない Part3 残された子ども達に「絆」を繋ぐ』も社員達が完成度を増して運営してくれました。今年も地元の子ども達の笑顔の輝きに出会えて、元気をもらうことが出来ました。会社の企画やイベントも随分楽になりました。継続するイベントは社員に任せれば安心して行なってくれます。
最近は大枠を考えて社員の意見も取り入れながら新しい企画を起こすことが多くなりました。一昔前は何でもかんでも自分で確認しないと気が済まなかったし、自分の考えを曲げないという点では社員の成長などは考えず突っ走っていたのでしょうね。全く社員には迷惑な・・・・

最近は社員に任せて責任を持たせる方が成長もあると考えますし、いい取り組みは継続的に続けて行うことは効果的だと考え単発的なイベントから継続的なイベントにシフトしています。商品も一緒ですがマンネリにならないようにしないといけませんね。
これは中小企業の僕の発想ですが、社員に任せることは必須ですが、任せすぎると思いがぶれてしまいます。その任せ具合が難しいところです。経営理念や方針で社員の方向性はひとつに出来ますが、社のブランディングは社長の頭の中そのものでなければならないと思うのです。会社の舵取りは社長の役目だと思っています。
よく、社長業って何?と思われるでしょうが、それぞれの社長ごとにお考えがあると思いますし、案外、大変な職業だと思ってください。(本当に羨ましい社長さんもいますが・・笑)

僕の場合、最近特に思うのは、経営者とは商売に関わる社会的要因(地域性含)と社内環境の双方を先読み出来るかということ。それらの要因を利用して、ベストなタイミングで会社をいかに変革出来るのかが腕の見せ所だと思います。大抵の経営者さんは変革は面倒だと考えるはずですが、商売の面白いところはそこだと思うのです。
それと、どんな商品にも導入期、成長期、成熟期、衰退期のバイオリズムがあります。自社の商品を冷静に判断し、育てがいのあるもの・もう長くないものの整理、次の用意など、考え準備することが社長業だと思います。それには運も必要!機会を待って機会を逃さない判断力(賭)がいるのです~。
今回はちょっと真面目に自分の役割について考えてしまいました。3月で雪山シーズンも終りました。
さ~、仕事モード満載で社長業に専念しますわ~。

(2014/4)

オレンジ通信 第56号~ソチ~
原稿を書いているのはソチで竹内智香さんが銀メダルを取った朝です。ということで今回はそのことを書かずにいられません。なぜって?僕も20年程前には、あの競技に憧れスノーボードに熱中していました。2002~2003年には大会にも出ていました。勿論、雪無し県で、にわか練習ですので順位は上がりませんがね・・・懐かしくもワクワクしながら夢中でテレビを見ていました。最近の日本のスノーボードやスキー人口の減少には驚きです。特に若者が減っているし、ゲレンデに行っても日帰りが多く、楽しみ方が変わって来たようです。
このスポーツ(レジャー)の良いところをあげると、
  1. 日頃目にすることのない白銀の環境で、ある程度の練習ですぐに出来るようになること。子ども達に教える場合は「やれば出来る」ということが体感出来ることです。勇気を持って練習すれば1日で必ず成果がでます。上手くなって行くことの悦びを味わえます。子ども達にとって楽しい体験です。
  2. 宿泊して楽しい。ゴルフなどではなく遠方に行って仲間と宿泊し食事をともにして昼間の滑りの話に花を咲かせる。非日常的な数日となるでしょう。
昔はバスや列車で行くしか手段がなかった若者も、今は四駆やタイヤの発達により自家用車で簡単に移動出来るようになったのも泊まらない理由ですよね。それと費用の問題でしょうかね。携帯電話の発達などお金のかかることが多いのでしょうが、楽しみを知ってもらいたいと切に思います。
一方で、日本のスキー場を牽引しているのはシニアスキーヤーと外国人スキー・スノーボーダーです。シニア世代(僕もリフト券はシニアの券です、アハハ)は相変わらず熱いですし、昔からやっている方々が時間に余裕が出来て戻って来るのでしょうね。
外国人は近年凄いです。北海道や長野の白馬に於いては半数以上が外国人ですよ。まちの雰囲気も外国そのものです。日本の雪は一気に降ることが少なく、毎日少しずつ新しくなるので新雪を楽しみやすいのです。又海外では森林限界の上にスキー場があり、林の中を滑ることはできません。それができるのも、非常に魅力であるそうです。従って白馬エリアなどのスキー場はここ数年でコース外という場所が無くなりました。どこを滑っても怒られなくなった訳です。そのかわり自己責任ですが、滑れる範囲が広がりとても楽しみが増えたのです。外人さんのおかげです。
私の住む有田川町では社会教育の一環として小学6年生を対象に雪国体験ツアーを毎年行なっています。町も予算の少ない中で頑張って続けてくれています。このような取り組みは必要だと思います。日本経済が芳しくない状況、というイメージばかり先行して消費が減ってしまった現在、日本に遊びに来る外国人も全てお金持ちとは思えません。しかしあの人達は人生を楽しんでいるお手本だと思います。日本の若者も、もっと楽しみを見いだして欲しいと思います。ハーフパイプの平野さん、平岡さんの両名、パラレル大回転の竹内さん、本当におめでとうございます。
僕のアイドル、モーグルの愛子さん、本当に長い間お疲れさま。

(2014/3)

オレンジ通信 第55号~やっと公開~
皆さん、お待たせしました。有田の方々にご協賛頂き、完全有田でのロケにて制作した映画「ねこにみかん」が上映されます。東京と大阪に先駆けて、和歌山で3月8日から上映です。場所はジストシネマ和歌山(ガーデンパーク和歌山)です。特別試写会は株式会社オオミヤさんの協力により、2月25日(火)の夜に主演の黒川芽以ちゃんを招いて行なわれます。気になる方はテレビ和歌山のCMからご応募ください。有田の応援団長である僕としては、出来ればお金を出して観て頂きたい気持ちですが(願)

そんなこともあり先日、関係者だけの試写会のため東京へ行って来ました。芽以ちゃん始め、隆大介さんや他のキャストさん方、戸田監督や映像監督やスタッフの方々で小さな試写会場はいっぱいになりました。久々に観ましたがカット割りなども変わっていて凄く良くなっています。
隆さんは「最近の自分の出ている作品の中でも一番良い」と言ってくれました。最近の邦画は路線が変わりつつあって、アイドルを起用しファンを劇場に呼ぶことで収益性を上げることしか考えていないらしいです。そんな中にあって今回の作品は、映画らしくメッセージ性も高い作品に仕上がっているとのことです。隆さんのマネージャーさんは「永遠の0より断然いい!」と言っていました。本当にそうなら嬉しい限りなのですがねぇ~。地元から少しでも多くの方々に映画館に足を運んで頂き、話題性を作って頂きたく皆様にお願いいたしますm(__)m
 内容はというと、結婚と、いびつな家族のかたちを題材にしています。「家族」「血縁」「人の絆」というようなことを新ためて感じてもらえる作品です。
 一方で当社の仕事、葬儀にも正にこのキーワードを感じる部分が多分にあります。葬儀は、親族(血族)が香典というかたちで援助し、故人の生きた証として地域に感謝の気持ちを込めて行なわれていたのです。しかし、最近は家族葬で香典辞退、親族にすら香典をもらわずに葬儀を行なうことも多いです。年忌法要の人数も激減しています。これはやもすれば血族や地域という概念を失わせてしまうものではないかと懸念しています。ですからぜひこの映画を観ていただきたいです。僕はこの映画で、血の繋がっていない家族の絆を感じ、一方で血の繋がりとはそれ以上でなくてはならない大切さを感じることが出来ました。皆さんはどう感じるでしょうか?

地元の皆さんが話題にしてくれ、居酒屋で談議が交わせるほどになれば嬉しいですがねぇ~。

(2014/2)

オレンジ通信 第54号~年始の抱負~
皆さん、お正月はいかがでしたか?今年はカレンダーが当たり年で世間では9連休なんて羨ましいお正月を過ごしている方も多かったと思います。一方で当社と言えば年末年始も休まず営業が当たり前ですが、毎年この時期はとても忙しいのです。今年も当社の社員たちは正月返上でキリキリ舞いでした。正月から働いてくれる社員と家族の皆さんにとても感謝しています。
さて、毎年元旦に仏壇に向かい今年の抱負を唱えること20年になる私ですが、今回この原稿を書きながら、ふと「抱負」という字が気になってインターネットで調べてみました。負けを抱く?? いやいや、「負」は背中に物を載せるって意味から「責任を負う」ってことらしく簡略に言いますと「責任を負って抱く目標」ってことで自分自身に負う目標のことだそうです。私の抱負=オレンジライフの抱負とお考えください。
和歌山県は現在、全国5位、近畿1位の高齢化率です。日本は世界一の高齢国であることから有田地域は、もしや世界一の高齢地域と言えるかも、です。そんな中で医療や看取りの問題、死別による悲しみ、独居老人、戸籍の継承、地域コミュニティ、老人の生き甲斐等、様々な問題が生じています。和歌山の有田地域でこのような問題を地域連携により解決出来たとしたら、これは世界が認める事例になり得るのではないでしょうか!夢は大きく行きたいです。葬儀社が高齢地域の中で先駆けて出来ること? 先ずは葬儀自体の価格や形態を見直さなければなりません。その上で地域の皆さんと協力して高齢社会の死を考え、高齢者のQOL(人生の内容の質や社会的にみた生活の質)を高めていただける働きかけをして行ければと思うのです。
そのような目的から今年の私の抱負は「共」です。私自身(オレンジライフ)が今まで関わって来た皆さんと共感、共存、共栄、等の「共」を探し、目的達成に向けた準備をして行きます。本年も地域の皆様にはご指導のほど、よろしくお願いいたします。

(2014/1)

オレンジ通信 第53号~老眼~
最近、どうも目がケイレンします。そこで同じロータリークラブの先輩である眼科の先生に診察をお願いしました。「上野山くん、よう進んだね。」と先ず一言。「えー、何がですか?? 」「老眼に決まってるやろ! 」ということです。いい年になったんやから老眼鏡かけないとダメですよと言われました。僕は35歳になる頃から乱視が盛んに出だして40歳で眼鏡をかけました。乱視ですから度数がキツすぎると気分が悪くなるくらい見え方が歪むんです。なんとか慣れてくると眼鏡無しではいられなくなりました。1年前に遠近両用眼鏡を作ってはみたものの僕には合わず、結局使っていませんでした。先生が言うにはその頃に比べ随分進んだということです。
ということで老眼鏡を新調しました。掛けるとめちゃめちゃ見えます。取った瞬間に「見えない~」環境とは恐ろしいですね。先生が言うには裸足で、でこぼこ道を走るようなもので、スニーカーを履いたらやめられないのと同じ、年相応のスニーカーを履かないと足を痛めて再起不能になるとのことです。
そんなに疲れるほど目を使う原因はと言うと、パソコンです。最近は報告書や企画書も全てパソコン。先生からは「お前は年相応の仕事をしていない。若い後継者に任せて、そんな仕事はしなければ良い。」と言われ、その通りだと実感しました。自分の老いを受け入れるべきか…? 確かに若いスタッフに囲まれて、同じムードで仕事をしている自分がいます。しかし老いを受け入れてしまった時点で経営者は出来ないと思うのです。後継者育成という今までの付けが回って来たのです。今しばらく頑張らなければ。
ということで実はここ3日間、パソコンに向かい夜の12時近くまでプロジェクトチームの合宿をしています。社内の情報共有システムを一新しているのですが、それに伴い葬儀のオペレーション(計画を立て手順を決め実行する)を再構築し、よりリーズナブルで顧客満足度を高めるものに作り替えているのです。社内には7つのプロジェクトチームがあります。全社員がどこかのプロジェクトに属しています。この7つのプロジェクトが完成すれば(来年の春過ぎ)会社自体も大きく変われるような気がします。
そんなこんなで私もお手伝いです。眼科の先生には叱られそうですが、悲しいかな資料を作るのは私の方がまだまだ早いし発想も濃いです。このように若い社員も中堅社員も一緒に取り組んで行くことでコミュニケーションが広がるし、何より私のスピリットが伝承されると信じています。
眼は衰えても、心で先を読む。もうしばらく社会に貢献出来るような企業のリーダーでいるつもりです。来年も良い年でありますように。

(2013/12)

オレンジ通信 第52号~子の教え~
先日、当社の会報誌LIFEの取材で有田川町のミニバスケットボールを指導している岡さんにお話を伺いました。記事については次回の心ふれあい倶楽部会報誌LIFEでお楽しみ頂ければと思います。
さて、実は私も中学時代から大学時代(同好会程度)を経て社会人に至るまでバスケットボールをしていました。岡さんは私の箕島高校時代からの先輩にあたる方です。というわけでうちの子ども達も、岡さんのKIBI Jr チームでミニバスをやっていました。現在も小3の長男が所属させてもらっています。結成から19年の伝統ある足跡を横で見ながら日々子ども達を指導することは、並大抵ではないと感じていました。平日は仕事、毎週土日はバスケの日々。年間に自由な日はいったい何日あるのかと思うと、本当にバスケが命なのだろうと思います。
そんな岡さんからの話のなかに企業が見習うべき点が多数ありました。ひとつは土台の話です。土台が出来ていないとテクニックをいくら教えても強くならないということ。では土台とは? 「仲が良い」ことらしいです。挨拶・思いやり・チームワークとでも言うのでしょうか、いくら個人の技術が高くても、相手の事を信頼してパスが出せる関係性がないと、チームでは勝てないと言うのです。そしてその土台はチームの風土から生まれるもので時間がかかります。これは我々企業にも言える事だと最近私も思っています。企業風土が社員を育てるのだと思います。トップの経営手腕だけでは永続しない次の課題です。
もうひとつは監督の役割の話です。子ども達は凄く伸びるのが早いのですが、同じメンバーでできるのは1年限りで、しかも練習は週にたった3回だけです。誰がいつ伸びるのか、これを常に見極めてやらなければ芽を摘むことになってしまうというのです。伸びるべき時に適切な指導をしていく責任感です。常に課題を与え、それに対する方法を伝え、きちんと評価をしていく。これも企業の管理職や役員さん方に聞いて頂きたいと思うくらい学ぶべき点でした。

「チームが出来た当時は勝つという事が結果だと思っていたが、今は“この試合では、この課題(チームプレイなど)を練習・解決してやろう”という考えに変わった」と岡さん。そうしていくうちに自ずと勝っているのだと。その言葉、重いなぁと思って聞いていました。
本年度は夏の大会で和歌山県で男女共優勝と好調です。県内ではプロバスケットチーム「トライアンズ」も立ち上がり県をあげて盛り上げようとしています。この子たちの中からトライアンズで活躍するスーパースターが誕生するのも夢ではないでしょう。お父さんも後3年は体育館に入り浸りです。息子とバスケ対決を夢見ていた父ですが、もはや対決するまでもなく親父の負けですわ(笑)

◎「和歌山トライアンズ」ホームページ … http://www.trians.jp

(2013/11)

オレンジ通信 第51号~お金の価値~
4年ほど前から「終活」という言葉が大きく話題になっています。字面を見るだけで、人生を終わる為の活動という事は分かるし、自分の葬儀や墓、遺産分与や相続に関する遺言、終末期の医療に対する希望など幅広く考えが及びます。しかし「終活」の本質は”どう生きるか”です。自分の死を考えて、死までの時間をどう使い、QOLを高める努力をするかという事こそが一番大切だと私は思います。
さて、一方でこの「終活」をツールとして事業に結びつけようと考える方々も増えたように思うのです。一般社団法人も出来、終活カウンセラーというような認定資格も出来ているようです。いずれにしても「終活」に関して安心して相談出来る場所が地域にあるべきだと思います。有田では、当社がその一端を担えれば社会貢献活動でもあるでしょうし、会社としての信頼にも繋がると考えています。
ところで「終活」を考えると、老年も元気で長い患いも無い「ピンピンコロリ」が良いですね。例えば施設での長い療養が続いた場合、自ずと介護医療費がかさみますよね。そこは切実な問題だと思います。医療費控除もこの先どうなるのか分らないですし実際の所、最近は死の前にお金がかかり過ぎて死の後(葬儀)にまでお金が回って来ないのです。当社の葬儀の統計を取ると、自宅で長らく療養した家族の葬儀は一般的で盛大です。一方で、施設で長らく療養した場合には比較的こじんまりとした葬儀になる傾向があります。そして家族葬がブームですが、家族葬という名の低価格葬儀にニーズはどんどん移行しています。当たり前ですよね。生前の医療費は絶対必要ですし、死後にかかる費用は自ずと負担になるわけです。
では、葬儀に価値は無いのでしょうか?確かに、過去のように同地区で葬儀があれば区民は必ずお参りし合う時代から、現在は同地区でも知り合いでなければ会葬しないような縁が縮小した時代になりました。最たる例は、親戚からの香典ですら頂かない場合です。昔のように葬儀を華美にする必要は無いでしょう。当社としても時代にあった規模感や価格が必要と考えています。
実は今度のフューネラル保田の葬儀相談会に向けた家族葬のパッケージの撮影を先ほどまでしていました。当社は地域密着型企業として出来るだけ地域の絆の継承を重んじ、家族葬プランのPRはあえてしていませんでした。しかしこの度、フューネラル保田においても家族葬のプランを作成いたしました。「こんな葬儀なら良いお別れが出来るし、価格以上の価値があるよね」そう思って頂けるように、そして葬儀の根底にある故人を偲び追慕し、故人に学ぶことを忘れないようにと願うからです。
さて、話は変って、最近またもや古い時計にハマっています。大学時代からアンティーク時計大好き少年でしたが、人生の中で周期的に血が騒ぎだします。今はその時期かな(笑)皆さんもご存知のスイスの代表ROLEXさん、50年以上も前の時計が高額なものでは10倍以上の金額に跳ね上がり全く手が出ない状況です。機能を追求すれば現在の時計に敵わないでしょうが、なぜか味のあるあの感じが・・・ 興味の無い方にはガラクタですが、欲しい人には何百万円も出しても欲しくなる。それこそ固有の価値です。お金の価値っていったい何なのでしょうね??
んー、やっぱり欲しい、生まれ年のROLEX。出会いがあれば借金でもするぞ~(妻には言えません。)

(2013/10)

上野山栄作の多事想論