株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2010/12 オレンジ通信 第17号街並み

クリスマスシーズン真っ盛り!これを書いている今日は12月20日、僕は出張で東京です。 実は昨日、和歌山近鉄に子どもたちのプレゼントを買いに行きました。お昼を妻と食べながら窓越しに和歌山駅前を眺めていました。「しかし、クリスマスだというのに今年はらしさがないな~、不況だからか、和歌山も寂しいなぁ。一番の大きい駅前がこの時期、この風景か…」
そんな事をつぶやきながら、結局、娘へのプレゼントが見つからず、今日は早めに家を出て会議の前に買い物をしようとしているのです。銀座の有楽町駅を降りると平日だというのに人だかりでした。きらびやかなクリスマスツリー、街全体がクリスマスです。昨日の風景と比べても仕方ないのですが・・・

しかし、これからの地方はどうなってしまうのでしょうか?
東京周辺への人口1都市集中が恐ろしく速いスピードで起こっています。このままでは日本の人口の半分は東京周辺に移ってしまうかもしれません。これでいいのでしょうか?確かに便利なところも凄く増えて、それに慣れてしまう自分を感じます。

そんなことを考えていると、僕はふと明治時代の「家制度」を思い出していました。若いときは自由がない恐ろしく窮屈な制度だと考えていました。しかし、この社会情勢を見ていると…

葬儀を営んでいると高齢化が進んでいることがよく分かります。皆さんが考えている以上に、すさまじいスピードで進んでいる気配です。このままだと本気で有田から人がいなくなります。
何とかこの事態を、と考えても僕1人がいくら頑張っても仕方がない。
では・・、地域の方々ひとりひとりがもう少しだけ愛地域心をもって、人と人とのつながりを考えてもらいたいのです。そう考えると葬儀は大切な最後のコミュニティだと思います。家族葬や香典辞退ではなく、古来からの相互扶助の文化に甘えていくことも必要なのかもしれません。皆さんはどう考えますか?

来年も、その答えを探して行きたいと思います。