株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2013/3 オレンジ通信 第44号親の責任

先日行われたボランティアキッズ屋台村では地元有田川の吉備地域の小学生97名(当初予定70名定員)の参加を頂き、盛会のうちに終えることが出来ました。参加された子ども達やお買い上げ頂いた地域の皆様、有難うございました。今年で2回目となる(昨年は3月11日に保田で行った)このイベントの趣旨は東日本大震災で災害孤児となった宮城県の子どもさんを支えるNPOに有田の子ども達が自分たちの奉仕を通じて売上金を寄付することで、災害への危機意識とボランティア精神を育成させるという目的でした。
地元の子ども達は楽しくも頑張って屋台を運営し、目をキラキラ輝かせながら職業体験が出来たと思います。子ども達はどうすればもっと売れるのだろうかと自ら考え、呼び込みや出張販売を試みるなど、とても大胆で発想が豊かです。普段、大人が抑圧しすぎて、あれもダメ、これもダメと言い過ぎてはいけないと痛感しました。始まる前にスタッフへの挨拶で「最近の学校はしっかりと叱れないシステムですし、危険性があること(やけどなど)は絶対に出来ないと思います。しかし、今日は是非、危険なこともやらせて欲しいし、頭をこずくぐらいの体罰は良いですよ」と本来の企業として行う安全面とはほど遠い説明をしました。私も小学生の子を持つ親ですから最近の教育には感じるところがあり、あえて自社ではこうしようと決めていました。最近の親は(自分も含め)親の役割を忘れていないかと思ってしまいます。
さて、フューネラル吉備で行われたこのイベントですが、館内には東日本大震災のパネルの展示や被害に遭われた尊いいのちを追悼する祭壇と献花を用意していました。こちら側の思いとしては親子連れの方々が、震災を思い出していただき、祭壇に花を手向けてお祈りをして自分の子どもにいのちの大切さを語ってくれればいいなぁと思っていたのですが・・・表の屋台は楽しいし盛況でしたが、館内はあまり興味を示してくれなかったのが残念です。しかしながら涙する方もいらして、こればかりは強要する物ではないと思いました。
しかしまぁ、子は親の写し絵とは良くいった物です。最近、自分の子どものことを他人のせい(学校の先生とか)にする親が多いと聞きます。他力本願でめんどうくさいことを全くしなくなった私たち世代が次の世代を担う子ども達に何をすべきか?
子どもは親を選べないですから親は親の責任をもっと果たすべきですよね。自問自答して嫁ばかりに任せていた子育てを見直すとともに妻に感謝したいと思います。