株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2014/3 オレンジ通信 第56号ソチ

原稿を書いているのはソチで竹内智香さんが銀メダルを取った朝です。ということで今回はそのことを書かずにいられません。なぜって?僕も20年程前には、あの競技に憧れスノーボードに熱中していました。2002~2003年には大会にも出ていました。勿論、雪無し県で、にわか練習ですので順位は上がりませんがね・・・懐かしくもワクワクしながら夢中でテレビを見ていました。最近の日本のスノーボードやスキー人口の減少には驚きです。特に若者が減っているし、ゲレンデに行っても日帰りが多く、楽しみ方が変わって来たようです。
このスポーツ(レジャー)の良いところをあげると、

  1. 日頃目にすることのない白銀の環境で、ある程度の練習ですぐに出来るようになること。子ども達に教える場合は「やれば出来る」ということが体感出来ることです。勇気を持って練習すれば1日で必ず成果がでます。上手くなって行くことの悦びを味わえます。子ども達にとって楽しい体験です。
  2. 宿泊して楽しい。ゴルフなどではなく遠方に行って仲間と宿泊し食事をともにして昼間の滑りの話に花を咲かせる。非日常的な数日となるでしょう。

昔はバスや列車で行くしか手段がなかった若者も、今は四駆やタイヤの発達により自家用車で簡単に移動出来るようになったのも泊まらない理由ですよね。それと費用の問題でしょうかね。携帯電話の発達などお金のかかることが多いのでしょうが、楽しみを知ってもらいたいと切に思います。
一方で、日本のスキー場を牽引しているのはシニアスキーヤーと外国人スキー・スノーボーダーです。シニア世代(僕もリフト券はシニアの券です、アハハ)は相変わらず熱いですし、昔からやっている方々が時間に余裕が出来て戻って来るのでしょうね。
外国人は近年凄いです。北海道や長野の白馬に於いては半数以上が外国人ですよ。まちの雰囲気も外国そのものです。日本の雪は一気に降ることが少なく、毎日少しずつ新しくなるので新雪を楽しみやすいのです。又海外では森林限界の上にスキー場があり、林の中を滑ることはできません。それができるのも、非常に魅力であるそうです。従って白馬エリアなどのスキー場はここ数年でコース外という場所が無くなりました。どこを滑っても怒られなくなった訳です。そのかわり自己責任ですが、滑れる範囲が広がりとても楽しみが増えたのです。外人さんのおかげです。
私の住む有田川町では社会教育の一環として小学6年生を対象に雪国体験ツアーを毎年行なっています。町も予算の少ない中で頑張って続けてくれています。このような取り組みは必要だと思います。日本経済が芳しくない状況、というイメージばかり先行して消費が減ってしまった現在、日本に遊びに来る外国人も全てお金持ちとは思えません。しかしあの人達は人生を楽しんでいるお手本だと思います。日本の若者も、もっと楽しみを見いだして欲しいと思います。ハーフパイプの平野さん、平岡さんの両名、パラレル大回転の竹内さん、本当におめでとうございます。
僕のアイドル、モーグルの愛子さん、本当に長い間お疲れさま。