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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2014/4 オレンジ通信 第57号社長業

3月はあっという間に過ぎたような気がします。3回目となった東日本大震災の追悼イベント『東日本大震災あの日を忘れない Part3 残された子ども達に「絆」を繋ぐ』も社員達が完成度を増して運営してくれました。今年も地元の子ども達の笑顔の輝きに出会えて、元気をもらうことが出来ました。会社の企画やイベントも随分楽になりました。継続するイベントは社員に任せれば安心して行なってくれます。
最近は大枠を考えて社員の意見も取り入れながら新しい企画を起こすことが多くなりました。一昔前は何でもかんでも自分で確認しないと気が済まなかったし、自分の考えを曲げないという点では社員の成長などは考えず突っ走っていたのでしょうね。全く社員には迷惑な・・・・

最近は社員に任せて責任を持たせる方が成長もあると考えますし、いい取り組みは継続的に続けて行うことは効果的だと考え単発的なイベントから継続的なイベントにシフトしています。商品も一緒ですがマンネリにならないようにしないといけませんね。
これは中小企業の僕の発想ですが、社員に任せることは必須ですが、任せすぎると思いがぶれてしまいます。その任せ具合が難しいところです。経営理念や方針で社員の方向性はひとつに出来ますが、社のブランディングは社長の頭の中そのものでなければならないと思うのです。会社の舵取りは社長の役目だと思っています。
よく、社長業って何?と思われるでしょうが、それぞれの社長ごとにお考えがあると思いますし、案外、大変な職業だと思ってください。(本当に羨ましい社長さんもいますが・・笑)

僕の場合、最近特に思うのは、経営者とは商売に関わる社会的要因(地域性含)と社内環境の双方を先読み出来るかということ。それらの要因を利用して、ベストなタイミングで会社をいかに変革出来るのかが腕の見せ所だと思います。大抵の経営者さんは変革は面倒だと考えるはずですが、商売の面白いところはそこだと思うのです。
それと、どんな商品にも導入期、成長期、成熟期、衰退期のバイオリズムがあります。自社の商品を冷静に判断し、育てがいのあるもの・もう長くないものの整理、次の用意など、考え準備することが社長業だと思います。それには運も必要!機会を待って機会を逃さない判断力(賭)がいるのです~。
今回はちょっと真面目に自分の役割について考えてしまいました。3月で雪山シーズンも終りました。
さ~、仕事モード満載で社長業に専念しますわ~。