株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2016/1 オレンジ通信 第79号おみくじ

新しい年を迎えました。昨年の12月後半から1月(7日に書いています)にかけて非常にたくさんの葬儀のご依頼を頂きました。年末年始に慌ただしく故人をお見送りになった皆様に、あらためてお悔やみを申し上げます。そんな状態でしたので、当社の社員はお正月にゆっくりというような状態ではありませんでした。お正月に家族とゆっくりすることなくお客様に接する社員の頑張りに感謝しています。
そんなわけで、有田川町吉見にある有田聖苑も毎年、お正月は火葬炉がいっぱいになって過去には3~4日待ちということもありました。今年も少しお待ちいただく形になりましたが、パンクすること無く、なんとか無事に葬儀を行っていただくことができました。そんなところからも、有田ではすでに死亡数はピークを過ぎているのかもしれません。年初めから当社にとっては大きな課題です。事業の再編を考えなければならない時期かもしれません。

さて、毎年元旦には家族で有田川町内の神社3社(藤並、御霊、田殿)へお参りに出かけます。おみくじは氏神である藤並神社で一回だけ引くことに決めています。行く先々で引き直しせずに素直に一発を受け入れることにしています。ここ数年、末吉、小吉というよう感じでパッとしませんでしたが、今年は久々の大吉でした。なんかちっちゃいことですが「こいつは春から縁起がいいや」って感じです。皆さんはおみくじの内容のどの部分を重要視しますか?若い時は、学業とか恋愛・商売とか、自分の興味深い結果の書いたところしか見ていなかった気がします。しかし50歳も超えればその部分より、そこに至る過程とか気持ちの持ち方が書かれた歌の方が大切に思えてきます。この差は不思議です。しかし、まぁ、おみくじの歌の意味を理解できない自分の国語力の無さを痛感します。学生時代にもっと古文とか勉強しときゃ良かったと悔やんでしまいます。
今年の僕のおみくじの文章解説の一部に「意志強く驕(おご)り高ぶることなく」というフレーズがあり、とても心に残った文章でした。
神社仏閣にお参りすることもおみくじを引くことも、僕は自分への問いかけ、戒めであると思っています。神に自分というものを問いかけ、自分を見つめ直し、神に願うのではなく自分自身で自分を改革していくことが大事なのではないでしょうか。

最後になりましたが、皆様にとって幸多き年となるようお祈り申し上げます。本年もよろしくお願い致します。