株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2016/12 オレンジ通信 第90号お客さんは見てる

早いものでもう12月、有田はみかんの収穫で大忙し。「今年は期待できそうだ!」と農家の友人も喜んでいます。この時期、みかんの収穫で有田に訪れる「みかんバイトさん」の実態を皆さんはご存知ですか? 個性的で興味ある面々が多数有田に集まりますよ。そんな方々を集めて有田の良さを知ってもらう「みかんギャザリング」というイベントを12日に開催されました。日本全国から仕事に来ている方々と地元の若者が集まり、交流しどんな展開になるのか?できれば有田への移住なんかも推進できればと思い、すごく興味があります。(※本日は12月2日です。)
さて、私は「丸○製麺」のうどんがとても好きです。皆さんはどうですか?あのお店、全国チェーンなのですが、店によって微妙に味が違うのをご存知でしょうか?しかも店員さんの質も違うんです。まさに名前は同じでも別のお店です。通常のチェーン店はセントラルキッチンがあって、そこで調理をほぼ完成させて各店に運びます。ですから激安の200円台のグラタンを食べる事が出来たりする訳です。大量仕入れと大量生産による徹底したコスト管理で利益を生み出しています。
しかし、丸○製麺は違います。材料は一括仕入れだと思いますが、生産は各店舗ごとにそのお店で小麦粉から手打ち製麺し、オープンキッチンでは、天ぷらもしっかり揚げて、おにぎりも握っています。その作り手のちょっとした違いが各店舗の味に出るのだと思います。あと、サービスにも大きな違いがあります。やたら威勢のいい店、さりげない店、超スピーディにセカセカ動いているお店、いくら混んでも丁寧でゆっくりなお店、色々です。好みは人それぞれでしょう。ひとりで出張先で現地の店に入ってみます。この店はどうか?その微妙な違いや職員さんの対応の違いを見るのは楽しいです。
うどんでサービスや微妙な味の違いを比較し、どうのこうのと言うつもりは無いのですが、サービスを提供する側からみれば消費者の見る目は結構シビアですよね。裏返せば、いつも消費者側に立って商品やサービスを考えなければならないと勉強させられます。
つくるのも人、サービスするのも人、ロボット時代到来の世の中で人の存在は重要です。最近地方では若者不足で人材確保が重要課題です。冒頭のみかんバイトさんのような人材が移り住みたくなる。地元の若者が地元で頑張れる。そんな魅力あるまちづくりが必要ですね。
来年も微力ながら地域のために良き仕事が出来るよう邁進いたします。本年はありがとうございました。