株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2017/4 オレンジ通信 第94号入学

4月3日に娘の大学の入学式に出席するために家族で東京に行きました。今年の桜は東京が全国的にも早咲きであったようで、ちょうど満開の時期に入学式を迎えられて感慨深いものがありました。
我が家には子どもが3人います。長女は2年前に埼玉の大学に、そして今回は次女が東京の大学に通うことになりました。同じ関東圏に姉妹で暮らすことで少し安心できますが欲を言えばもう少し近ければ一緒に住めて経済的だと考えてしまいます。それでも、小さい頃から仕事が不規則でろくに家にも居てやれなかった父としては、出来るだけ子どもたちの希望を聞いてやるのがせめてもの務めでしょうね(笑)ということで長女は生命科学という学問の中で、高齢者のQOLを高める目的でアルツハイマー治療の研究、次女は有田の未来のまちづくりを夢見て建築の勉強に夢を追っています。そして長男も中学に入学です。3人とも私の影響でバスケをやっているのですが、この子は特にバスケ好きで、学業よりガッツリとクラブ活動に専念するそうです。
子どもたちはそれぞれに自分で自分の道を考えて進んで行きます。親が道を決めるのも大切だと思います。私の場合は子も自分の考え、信念を持つことが第一だと考えていますので、子どもの意思を尊重したいですし、意思ある人生であってほしいと願うのです。しかしながら、子どもにとって選択肢の発想は難しいでしょう。ですから、ある程度のお膳立てを仕組むのも親の務めではないでしょうか?進むべき道を考えさせるヒントを与えてあげる子育てが必要だと感じています。
小学校の頃のミニバスケットはとても素晴らしい教育の場であったと思いますし、私たちが運営する学童保育も人間関係を構築する教育の場として有効活用できていると思います。学校教育以外の多くの事柄が子どもたちに影響を及ぼしながら人間形成がなされて行きます。その過程の中で親の役割とは何なのか?そして、人生の進むべき方向のヒントを与えることとは?先ず子どもを信じること、物質的に満たすことよりも愛情を与えながら夢を語る、そして少し先を見る(目標と達成)楽しさを与え続けていく、そんな子育てが出来ればと考えています。
そう考えると子育てと会社運営はすごく似ています。会社運営とは何をすべきか?

  1. 人を育てること
  2. 道しるべ

この2つに尽きると思うのです。子育てと会社運営、キーワードはどちらも「愛」だと思います。 しかしまぁ~、娘2人が家から出て随分寂しくなりました。長男もいずれはどこかへ修行に出るでしょう。親とは寂しい定めを背負いますね~。会社も「社長の仕事無くて寂しい」と思うくらい、社員中心の組織に早くなれればと願っています。