株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2018/3 オレンジ通信 第105号環境とやる気

先日久しぶりに学校の卒業式に出席しました。小学校のPTA活動は随分前に終わっていましたが、長男が昨年中学生になったので、それに伴い中学のPTAの役員に推薦されて、この春から久々に会長を一年勤めることになりました。
娘たちの時代(現在21歳・20歳)は仕事に明け暮れて子どもの成長を見届けることが難しかったのですが、最近では息子(13歳)の成長を観てやれる環境となりました。クラブの大会や練習を観に行くのですが、とにかく周りのお父さん方との年齢のギャップに困惑する日々です(笑)気は若いつもりですが、無理がありますね~ 同じようにPTAの皆さんの中でも一回りは歳を食っている状況、特に中学校の先生方はお若い方が多く、最近さらに歳の差を感じてしまいます。

卒業式は厳粛な雰囲気の中、きちんと行われました。とても落ち着いた良い式典でありました。最後の卒業生の合唱を聴きながら涙してしまうほどでした。本校(吉備中学校)は本年度50周年を迎えました。校舎も数年前に建て替えられ、学校もグランドも庭も学校中が綺麗です。県下の中学の中でも環境はとても素晴らしい方だと思います。卒業式の来賓席に座りながら色々考えていました。なぜ、この学校は生徒がいい感じに育つのか?先生方の頑張りは勿論のこと、学校が綺麗できちんとした環境の中に身を置けば、自ずと風紀は良くなり乱れることは少ない。今日の姿はそのような要因も大きいのではないのか?とつくづくと感じて帰って来ました。
本当に基本的なことですが、これは町や企業や家、全てに言えることだと思います。私的なことですが、我が家は子ども達が小学校の中頃までアパート暮らしでした。マイホームを建て、それぞれの部屋を与えて少し経ったとき、子ども達の気持ちの変化を目の当たりにした経験があります。いくら口すっぱく言い聞かせてもスイッチを入れることが出来ないのに環境を変えてやることで自動的にスイッチが入ることが多いのでしょうね。
企業のトップは従業員のスイッチの入れ方を知っている者が勝ちだと思います。そう考えると、本社機能や従業員環境はお金を生まないから設備投資を控えていた自分がちょっと悲しくなりました。綺麗にすれば自立が進み、仕事の質が高くなるとは限らないですが、狭っ苦しいところで会議していてもクリエイティブな良い発想は生まれないやろな~