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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2013/4 オレンジ通信 第45号お互いの目標

今年も雪のシーズンが終わりました。私がスノーボード好きなのは皆さんご存知だと思います。
昔は11月から6月の初旬まで滑っていましたが、ここ数年は温暖化を感じずにはいられないです。今年も記録的な雪の量ではありましたが、シーズンは昔のように長続きしません。寂しい限りです。
今の私のスノーボードの目標と言えば、今年小学校3年の息子が成人してからも一緒に滑ることが出来ること。そのときに負けないことを夢見ています。ですから63歳まではバリバリに滑らなければなりません。
ここ数年の目標は2015年度にアメリカはカナダにほど近い、スノーボード発祥の地、マウントベイカースキー場を滑ることです。整地されていない深雪のこのコースに仲間達と挑んでみたいと考えています。いずれにしても体を鍛えておかなければ実現はできないでしょう。
さて、ここ数年一緒に滑っているIさんという方がいます。彼は48歳でスノーボードを始めて現在61歳です。
5年ほど前から北海道を一緒に滑るようになりました。当初は膝に水が溜まったりして大変そうでしたが、ここ数年は体を鍛えて膝も治し、毎年腕前(足前)をあげています。林の中も深雪もなんのその、きっちりついて来てくれます。彼にすれば僕の滑りが目標と言っていますが、僕にとってはIさんが目標です。60歳過ぎてもスノボが上達する!その意気込みと体が凄いです。
趣味の楽しみ方は人それぞれ考え方が違うと思います。若い時はとにかく上手くなりたい!と技術が先攻していました。今は良き仲間と素晴らしい自然を感じながら自分だけの滑りを追求しています。納得出来た時は至福の悦びです。振り返れば、仕事も人生も同じなんでしょうね。その時々の思いや目標は時とともに変化していくものです。常に自分は今、何がしたいのかを感じることはとても大切なことだと思います。
しかし、Iさんの酒の飲み方はすげー!やっぱ体のできが違うのかな(笑)