株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2018/12 オレンジ通信 第114号法事

先日、ミャンマーに行ってきました!ロータリークラブの奉仕事業です。今年もミャンマーの農業従事者に有機肥料を使った農法指導を行いました。昨年指導した村では成果が出て皆さんの人生に影響していると聞き、大変嬉しく思いました。しかし、あの国の生活の格差を見るだけでも、日本の豊かさと逆に何を目的としているのか?が分からなくなり、これで良いのか?と考えさせられます。
むこうで、ゆっくりすることもなく帰ってきて翌日、我が家の法事があって、親族が集まってくれました。祖父の17回忌と祖母の13回忌とを合わせた回忌法要でした。幸い私は両親とも健在ですが、流石に祖父の17回忌ともなると集まる親族も高齢化と代替わりが進んでおります。自宅での法要は座布団に正座が出来ない人ばかりで、そこら中から椅子を引っ張り出し、並べてみるとほぼ椅子席に。ご住職に「住職も椅子にしますか?」と聴いたら、「阿弥陀様には向かう気持ちが大事なので、私は座布団で」と、ちょっと失礼なことを言ってしまったかと思いつつ、結局9割が椅子に座って(僕も便乗して椅子に)お勤めでした。次はバスでお墓に向かいましたが、今度はバスに乗せるのが一苦労(笑)やはり高齢化の波は確実に我が家にも押し寄せて来ています。
ふと、代替わりしたらどうなるかな?と考えてみました。親戚のこと分かるかな?両親が元気なうちは聞けますが、実際、祖父母の両親あたりの親族になると、もう私が知る余地もなく。家系図の作成や、住所や電話番号の整理とか、こんな気薄な時代ですから、きちんとやっておかないと自分が苦労すると実感。父は3人兄弟、母は7人兄弟と私は従兄弟も多数いますが、最近交流が少ないなぁ〜と思います。私が子どもの頃はお盆ともなると母の実家に親族が集まり従兄弟同士でよく遊びました。今、自分の子ども達を親戚の中に置きコミュニケーションを取らせているのかと考えると全くやってないです。普段から親族の縁は大事ですよ!と自分が言っていながら、現代社会のしくみの中で、失われていく縁をどう継続していけば良いのでしょうか?

最近親族が集まることといえば、結婚式やお葬式を除けば法事くらいです。その法事もこのままではごく少数の親戚の集まりになっていくでしょう。私は一人っ子、妻は弟のみです。私の子どもらの親戚づきあいは、かなり少なくなるなぁと実感しています。誰もが忙しい時代です。それって本当に忙しいのか?よくよく考えたら別にしなくても良いことに忙しいだけなのかもしれない世の中です。法事の時くらいは親戚の枠を広げて、一家族から数人(二世代くらい)の親族を呼んで行うのを、これからの主流にしても良いのかもしれません(軒数が少ないので)。そうして親戚の和を広げて絆を深める時間を持つべきだと、自分の家の法事を行い考えることが沢山ありました。