株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2019/1 オレンジ通信 第115号

皆様、平成最後のお正月はいかがでしたか?実は私は今年のお正月は地元で迎えていません。29日から家族でスキー場へ行ってきました。会社の代表になってからお正月は家・会社を空けたことがありませんでしたが、今年は違いました。家族全員の予定が合う時期がそこしかなく、やむなく新年を長野で迎えることになりました。
それでも結局のところは元日には帰ってきたのですが、自分の中に年末年始は会社や家のことを行わなければならないという固定観念があっただけで、居ても居なくても大差はない。今では、それだけ会社の中核の社員たちが会社を守ってくれているのだと実感できたのも事実です。以前はこの部分だけは自分でなければ出来ないと思い込んでいましたが、社員を信じて任せていくことが自分の視野を広げていくことに繋がると本当の意味でやっとわかったような気がしています。

家を離れた家族の正月って初めてでしたが、とてもゆっくりしました。大学生の娘たちとこんなに時間を共にできたのは久々の事でした。娘たちも大人になって、世話を焼くことも無く、昔は家族で雪山に来てもほとんど滑ることはなかったのが、家族5人で一緒に滑っていられることが贅沢だと感じました。幸せの価値観は人それぞれ違うと思います。高級ホテルや高級レストランでの団欒を幸せと感じる人もいるでしょう。僕にとっては、山小屋で自分で布団を敷いて、スーパーで買った食材を皆で囲み、同じ趣味に没頭できることこそ、こんな贅沢な幸せはないかなーと思えるお正月でした。これからも時間に追われる人生よりも、ゆっくりとした時間の流れを取り入れ、自分で時間をコントロールできるとでもいいましょうか、そんな残された時間の使い方をできる人間になりたいものです。

さて、オレンジライフではその年のテーマとなる一文字を決め、当社会長に書き初めしていただくことにしています。本年の一字は「繋」です。社名変更した2009年から始まったこの行事は、会社や地域に対しての想いを一字に集約することで社内の意思統一をし、対外的にお伝えする意味も込めて決めてきたのです。
今年は平成と新しい年号を繋ぐ年でもあるでしょう。オレンジライフの「繋」の一番の意味は、地域の人やお店や企業や行政が繋がっていくということです。昨年より社名変更10周年として掲げている「地域を元気に楽しくし、住民の地域愛で域内経済循環を生みだし、地域の持続可能性をつくる」という目標には、繋がることが必要不可欠になるのです。目標を掲げたからには何かのアクションを起こしていかなければなりません。色々と計画していますのでご期待ください。本年もよろしくお願いいたします。