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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2022/6 オレンジ通信 第156号二人三脚

先月号でゆっくり休暇を楽しみます~ なんてコメントを書いたら、きっちり次の日に足首を骨折しました(泣 会社をはじめ周りの皆さんに大変な迷惑をかけることになってしまったのです。結構重症でして、1ヶ月の入院を経て現在は自宅療養に励んでいます。本来はもうしばらく入院予定でしたが、無理を言って1週間ほど早く退院させてもらいました。その理由は息子の試合観戦でした。
息子は私の影響を受けて小学校一年からバスケットを始めました。以来、私と息子のバスケ二人三脚が始まりました。ミニバス時代は私の先輩の指導のおかげで基礎を身につけました。小4くらいまでは私も教えられたのですが、小6にはもう無理(笑 その年の県選抜チームのキャプテンを務めました。中学は地元の町立中学に進学。バスケの盛り上がりを見せていたので迷わず入学し、その年から3年連続全国大会に出場とあり得ない快挙となりました。息子は2年からレギュラーとして奮闘し、私も若い監督と一丸となってチームづくりにも協力させて頂きました。その一方で、ジュニアのクラブチームを結成するお手伝いをさせて頂きました。チームは、初チームでジャパン・カップ3位という成績を残すことが出来、息子は優秀選手にも選ばれました。まさに親子で勝ち取った中学時代でした。
それに比べて高校の2年間は本当に寂しい思いでした。もっと強いバスケをやりたい息子の意志により、滋賀県のバスケ名門高校への入学が決まった1月、腰の分離症と診断されました。中学校で無理をさせてしまった親の無力さを感じました。それでも怪我と付き合いながらバスケを続けることを決め、他県での高校生活が始まろうとした矢先、コロナが猛威を振るいクラブ活動の規制や無観客試合ばかりとなりました。生活面も学生寮とは名ばかりで食事が出るわけでもなく外食がメインで、練習後の洗濯だけでも勉強する時間は奪われ、本当に厳しい環境の中でのクラブ活動が続きます。今まで、あれだけ世話を焼いていた妻も何も出来ず沸々とした2年間でした。
3年になり高校でもキャプテンとなった矢先、コロナの第5波により新人大会は中止。そろそろ大学進学も視野に入れなければならない時期に、スカウトされる見せ場が極端に減っているのも辛い!
そして、このインターハイ予選が始まりました。なかなか息子に関わることのできなかった高校時代の集大成とも言えるひとつの大会。その決勝戦の試合をどうしても観たかったので無理矢理の退院でした。
結果は接戦となり危ない試合でしたが、何とか優勝することが出来ました~!! 無理をして観戦に行った甲斐がありました。足はパンパンに腫れ上がりましたが(笑 早く治して卒業までは二人三脚で行きたいな~