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株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2026/1 オレンジ通信 第199号ほどなく、お別れです

今年の私の一字は「信」という字にしました。元旦に仏壇の前で「信」の書初めを行いました。心新たな気持ちで信念を持って社の目的に向かいたいものです。社員を信じて、お客様の信頼をより高め「ありがとうと言えるお葬式」を提供出来る葬儀社であるとともに、地域を盛り上げ、新たな信頼を得られる会社であるよう社員一同尽力致します。

本年も有田のライフパートナー「オレンジライフ」をよろしくお願い致します。

さて、いよいよ2月6日から映画「ほどなく、お別れです」が公開されます。とあるきっかけで葬儀会社に就職したヒロイン美空(浜辺美波)と指南役の葬祭ディレクター漆原(目黒蓮)がタッグを組み「最高の葬儀」を目指す映画です。私が理事を務める全日本葬祭業協同組合連合会では、この映画に協力をしています。関係者ということで、いち早く昨年の9月に試写会を拝見していました。また、小説も人気で以前から読んでいました。この映画が昔の「おくりびと」のように世に出ると我々の仕事も意義ある仕事であるという理解が得られるのではないかと楽しみにしている反面、映画のようにどこまでもお客様が求めるところを追求することが出来るのかという不安もありますが、葬儀を意義あるものだと感じてもらえれば幸いです。

少し前から働き方改革等による労働時間の問題等をクリアするために夜中の対応などを外部委託へと試み中です。私個人としては、悲しみの中での当社へのご依頼に対しては出来る限り24時間体制で駆けつけることが最善とはわかっていますが、何かを犠牲にすることも仕方がない時代だと考えます。地域の皆様にご迷惑をかけることなく最善を尽くせればと考えます。

9月の試写を観た時に感じたのは葬儀というよりは「人の死は日常」なのだと言うことを伝える映画だと思いました。最近は葬儀も限られた親族のみが参加する時代ですし、介護も自宅ではなく施設、その前に同居ということもほぼ無い時代です。世の中の若者たちは自分の死を考える機会など無くなってしまったのだと思います。世界で起こる紛争しかり、自分ごとには到底感じないでしょう。そんな時代に「死」は特別なことでは無いのだと訴えているように思いました(僕は延々と号泣でした笑)。

映画の中で主演の2人が追求する「遺族だけでなく故人も納得できる葬儀とは何か?」という観点は我々葬儀社には難しい視点であり参考にしたいことです。私がいつも社員に伝えている「お葬式(葬送儀式)の必要性」「遺族が悲しむ時間を納得いくまで作って差し上げること」「遺族が、次の一歩へ進むお手伝いをすること」を多くの皆様に感じ取っていただければ幸いです。是非、ご覧いただければと思います。