
先日、母の姉(叔母)が急死しました。93歳まで元気で家で過ごし、家の横の畑にも出向くほどでした。幾つになっても急死は辛いものです。家族(私も)は「極楽往生やったね。長生きもしたし寝込むこともなく」と言って納得するしかありません。確かに90歳を超えて家族に世話(介護)をさせるまでも無く、一瞬で浄土へと旅立つのですから、極楽往生なのでしょうが、家族を思えば少なからず世話をかけることも人の最期には必要なことかもしれません。今頃は先に逝った兄妹と浄土で楽しく過ごしているはずです。そう願いたいです。
さて、私はそんな叔母に別れを告げて東京出張中です。全国の葬儀組合連合会の常務理事を6月から拝命し、出張が増えました。60歳も半ばになると実務というよりは業界の発展に寄与するこの役目を全うすることが、ひいては地域や社業のためなのかと考えています。組合には5つの委員会があり、教育に関わることや葬儀の必要性を広報する部門や共済会制度など、全国から委員が選出されています。私の受け持ちは教育に関する委員会と大規模災害時にご遺体を取り扱う災害対策の委員会であります。今回も4日間の出張の中で2つの委員会と三役会というスケジュールでした。北海道から九州とひとつの委員会に15名ほどの委員が集まります。全国から集まって来られる委員の皆さんは真面目な方が多く、委員会後の会食などでも交流が図られ、絆が生まれ、自社へのフィードバックになることが多いです。他業種との交流も気づきが多いですが、同業者との交流は自分に磨きをかけるチャンスです。若い頃からこの様な活動を通じて多くのことを学びましたが、今はそんな交流を作る座長の様な役目となっております。委員の中には友人の息子さんや娘さんも居たりして、代替わりを感じ、年齢にあった役目を全うすべきだと改めて感じました。
委員会の前日にスノボ仲間が経営する葬儀人材派遣会社にお邪魔しました。新宿にオフィスがあり、ワンフロアに20代から30代の若者社員が何グループかでミーティングをしていました。一つのグループは派遣人材の管理アプリの開発を行っていましたし、葬儀のロコミサイトの運営部隊など、各グループの活気が伝わって来ます。若者が自分ごとの様に各部署を運営する姿は気持ちの良いものでした。友人社長は今年49歳、前から50歳になったら、会社を後継者に譲って自分は関わらないと決めているようで、間もなくかなと思いました。また、「うちの社員は40歳くらいになる前にキャリアを活かして次のやりたいことをするよ」とも言いました。働き方の違いを感じました。色々と考えさせられた出張となりました。その年齢(ときどき)にあった役割を全うし叔母の様に齢を重ねることが出来ればな~