株式会社オレンジライフ代表取締役社長兼CEO上野山栄作のエッセー多事想論

2017/1 オレンジ通信 第91号インターナショナル

皆様、遅ればせながら本年もよろしくお願いします。お正月はいかがでしたか?お正月のお葬式事情はここ数年、火葬場の予約待ちで2~3日間の順延というお葬式が多く、ご遺族にとっては何とも辛い時間を過ごすことになっています。火葬場の運営状況(火葬数と火葬炉の適正さ)は現在うまく行っていると考えていますがお正月だけは別なんですよ。
さて、今年の私の正月はというと、娘が高1の時に高校を通じて短期留学に行ったニュージーランドのホームステイ先の女子大生とお兄さん2人が年末から数週間来日してきました。正月休みを利用して2日間、日本文化に触れてもらおうと考え、お正月の高野山を訪れてみました。案外、1月2日の高野山は人は少なかったです。寒いということもあるでしょうが、やはり日本人のお正月はお寺より神社の方であると良く分かりました。
京都から電車で来たニュージーランドの兄妹3名と橋本で落ち合い、いざ高野山へ!久々に行った高野山、すごくインターナショナルになっている。音声ガイドを宿坊組合で貸し出しているので凄く便利。もちろんうちの家族は英語ができないので説明にとても役立ちました。その日は宿坊に宿泊して精進料理と写経、それから朝のお勤めに参加して、仏教に触れた1日でした。しかし、宿坊の和尚さん方皆さん英語が堪能で凄いなぁと思いました。あれだけ外国人のお客さんが多いとそうなるのでしょうが、1200年前の空海様は今のようなことを想像できていたのでしょうか?
2日目は車を飛ばして本宮大社へ!手前で熊野古道を約2時間ほど歩いて熊野詣で気分を味わいつつ本宮大社へ歩いて到着!ところが昨日とは打って変わって参拝客が列をなしていて、並んでお参りできる状況ではなく(時間の余裕が無く)、一応遠くから参拝しました。そのあと湯の峰温泉で温泉に入って、温泉卵を作って食べて、一気に自宅まで戻り、すき焼きパーティをして電車で京都へ帰って行きました。後から思えば忙しい旅行をさせてしまった反面、和歌山を満喫してもらえたのではないかと・・・
感じたことは言葉が通じあえなくても2日間一緒にいるだけで、お互いに共感することを望めば強い絆が生まれるのだということです。しかしまぁ本当にいい人たちでした。日本のことが大好きな外国人がたくさんいます。文化や建造物もそうですが、やはり「人」。人間性というものが問われると思います。国際交流はお互いを尊重し合える上で成り立つのではないでしょうか?人として忘れかけていたことを思い出させてくれた2日間でした。